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Thursday, March 12, 2020

休校で仕事、子育てに忙しい親へ 花一輪で元気を 沖縄で花屋が300本無料で配る - 沖縄タイムス

 一輪の花で、世の中に元気と潤いを-。12日、新型コロナウイルスの感染拡大防止で自粛ムードが広がる中、街行く人々に無料で花を配った人たちがいる。供花やギフト花を販売する「ゆいプラン」(那覇市)の比嘉亮代表取締役(40)と妻の和泉さん(46)ら。自社の売り上げも例年より減ったが、「少しでも多くの人を笑顔にしよう」と粋なプレゼントを贈った。(社会部・新垣卓也)

通行人(右)に花をプレゼントするゆいプランの関係者=12日午後、那覇市久茂地(崎浜秀也撮影)

通行人(右)に花をプレゼントするゆいプランの関係者=12日午後、那覇市久茂地(崎浜秀也撮影)

 「お仕事お疲れさまです。お花、どうですか」

 12日午後、那覇市久茂地のオフィス街。比嘉さん夫妻や娘の杏珠さん(17)、その友人らが歩道に立ち、通る人に声を掛けた。

 段ボールに詰め込まれたガーベラやチューリップ、バラなど色鮮やかな花々。足を止めた那覇市の大城美智子さん(81)は「いいんですか?」と驚きながらも、一輪手に取ってにっこり。「花好きだから自分でもよく買うけど、もらうとうれしいですね」

 同市の自営業男性(50)も「一日頑張ろうと思った。自分の店に飾りたい」と喜んだ。中には、お返しにビスケットを渡す人もいた。

 自粛ムードで小規模な家族葬などが増え、供花を主に扱う同社も例年より注文が3割ほど減少した。10日夜、夫妻で食事をしながら何ができるか考えた。

 休校中の子どもの世話や仕事を頑張るお父さんお母さんに、感謝とお疲れさまの気持ちを届け、花業界も元気づけよう-。翌日すぐ、買い手不足で在庫を抱える市場から花を買い取り、一つ一つ夜通しでラッピングした。

 一緒に配った杏珠さんは浦添商業高2年生。休校で、所属するソフトボール部も活動を中断している。本当は学校にも行きたいし、部活もしたい。そんな思いを抱えながら、花を配った。「笑顔で受け取る人たちを見るとうれしい」と顔をほころばせた。

 用意した分では足りず、追加も合わせて計300本を届けた。思い立って実施した企画は、比嘉さん家族のためにもなったという。

 「花一つでこんなに喜んでくれるんだって、私たちも改めて気づかされました」

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March 13, 2020 at 07:13AM
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