Pages

Monday, October 31, 2022

見分けが不可能な偽サイトがGoogle検索最上位に堂々と表示されてしまう、「i」をURLに含む全てのサイトが信用できなくなる極悪手法 - GIGAZINE(ギガジン)


Googleは独自のルールに従って検索結果の表示順位を決めていますが、Googleの広告枠を購入すれば任意のウェブサイトを検索結果の最上部に表示することができます。この広告枠を悪用して人気画像処理ソフト「GIMP」の公式サイトになりすました偽サイトが検索結果の最上部に表示されてしまう事態が発生しました。偽サイトはドメインの見た目までソックリで、インターネットに慣れている人でも見分けることは困難となっています。

Dangerous Google Ad Disguising Itself as www.gimp.org : GIMP
https://www.reddit.com/r/GIMP/comments/ygbr4o/dangerous_google_ad_disguising_itself_as/

Dangerous Google Ad Disguising Itself as www.gimp.org Again, *But Worse* : GIMP
https://www.reddit.com/r/GIMP/comments/ygeehg/dangerous_google_ad_disguising_itself_as/

GIMPの偽サイトを発見したのは、RedditユーザーのZachIngram04氏です。ZachIngram04氏が投稿したGoogle検索結果のスクリーンショットが以下。Googleで「gimp」と検索した結果、検索結果の最上部の「Ad」と記された部分(広告枠)にGIMPの公式サイト風のサイトが表示されています。この「GIMPの公式サイト風のサイト」が問題の偽サイトです。


偽サイトにアクセスしてみると、以下のように本物の公式サイトとソックリな外観で、ダウンロードボタンなども配置されています。


本物の公式サイトの場合、ダウンロードボタンをクリックすると以下のようなダウンロードページにアクセスできます。


しかし、偽サイトではDropboxのページが開かれてしまいます。


本物のGIMPのインストーラーは「gimp-2.10.32-setup-1.exe」といったファイル名なのですが、Dropboxで配布されているファイルの名前は「Setup.exe」となっています。また、記事作成時点で配布されている本物のファイル容量は252.99MBなのに対して、「Setup.exe」のファイル容量は10.55MBで、明らかに本物とは異なるファイルが配布されていることが分かります。


Googleの検索結果をもう一度確認してみると、表示されているURLは本物と同一の「https://www.gimp.org/」に見えます。同一URLなら同じサイトにアクセスできるはずですが、上述の通り、最上部のリンクをクリックすると偽サイトにアクセスしてしまいます。この現象が発生する理由について、Redditでは「URLに含まれるアルファベットの『i(アイ)』に見える文字が、実はキリル文字の『і(イー)』なのではないか」と指摘されています。


アクセスしようとするサイトが偽サイトか否かを見分けるために、「URLを注意深く確認する」という対策を心掛けている人も多いはず。しかし、今回のように「i(アイ)」と「і(イー)」のような見分けの付かない文字を使われた場合、URLの確認だけでは偽サイトを見分けるのは困難です。

上記のように、偽サイトではファイルをダウンロードする際にDropboxに移動するため違和感がありますが、ZachIngram04氏はDropboxに移動しないバージョンの偽サイトがGoogleの検索結果の最上位に表示されたことも確認しています。この場合、「『i(アイ)』と『і(イー)』の違いを見分ける」「ファイル名やファイルサイズを見て違和感に気付く」といった方法でしか偽サイトを見分けられないため、インターネットに慣れている人でもだまされる危険が十分にあります。


なお、日本語のサイトでもJR東日本が運営する「えきねっと」の偽サイトがGoogleの検索結果の最上位に表示されるという事件が発生していました。「検索結果の最上位に表示されるウェブサイトは安全そうだ」と考えがちですが、えきねっとの事例や今回の事例を考えるとGoogleの検索結果を容易に信じられなくなってしまいます。

Reddit上には「広告ブロックを使えば今回のような偽サイトにアクセスするリスクを減らせる」といった意見が存在しますが、広告ブロックを日常的に用いているのは一部のユーザーに限られる上に、そもそも検索結果に偽サイトが表示されることはあってはならないことです。Googleには検索結果に表示するサイトの信頼性を確実にチェックする体制を構築することが求められます。

この記事のタイトルとURLをコピーする

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 見分けが不可能な偽サイトがGoogle検索最上位に堂々と表示されてしまう、「i」をURLに含む全てのサイトが信用できなくなる極悪手法 - GIGAZINE(ギガジン) )
https://ift.tt/FQMIU86
科学&テクノロジー

マンション改修、同意8割以下に緩和 老朽化対策へ検討 - 日本経済新聞

dalamlima.blogspot.com

【この記事のポイント】
・老朽化マンションが増加し、安全対策が重要に
・「大規模改修」なら建て替えよりもコストが安く
・法改正で要件を緩和、所有者全員の同意を不要に

政府は分譲型の老朽マンションのリノベーション(大規模改修)をしやすくする。個人が専有する部分を含む改修は現在「所有者全員」の同意が必要だが「5分の4以下」にする案を軸に検討する。2024年度にも区分所有法を改正する。安全性を高めて寿命を延ば...

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( マンション改修、同意8割以下に緩和 老朽化対策へ検討 - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/F9uivL4
ビジネス

NIKKEI Prime、本日から有料登録 23年2月末まで無料 - 日本経済新聞

dalamlima.blogspot.com

日本経済新聞社は日経BP社と協力して朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報やサービスを提供する「NIKKEI Prime(日経プライム)」を11月24日にスタートします。先行して、本日1日から有料会員登録の申し込みを始めます。「NIKKEI Mobility」「NIKKEI GX | Green Transformation」「NIKKEI Tech Foresight」の3メディアが申し込み対象となります。

NIKKEI Prime3メディアの料金はそれぞれ月額3800円(税込み)、日経ID決済で日経本紙や電子版をご購読の方はセットで各月1850円(同)です。11月24日の創刊に先駆け、11月1日から有料会員登録を受け付けを開始しました。

創刊を記念し、2023年2月末まで料金が無料になるキャンペーンを実施します。最大4カ月無料で利用でき、無料期間中に解約しても解約金はかかりません。ぜひお試しください。

NIKKEI Primeは法人での導入も可能です。利用人数分のライセンスをご契約いただくことで、信頼性と独自性の高いNIKKEI Primeのコンテンツを組織内で自由に活用できるようになります。

少人数やチームでのご利用から、部門や全社での導入まで、利用形態に応じて最適なプランをご提案します。トライアルやユーザー管理ツールの提供、請求書払い等の法人決済にも対応しています。

お申し込み、お問い合わせはこちらの総合登録サイトから(https://www.nikkei.com/promotion/service/prime/)

12月に創刊イベント 楠見パナソニックHD社長ら登場

NIKKEI Primeは読者向けイベントを開催します。各メディアの編集長が企業のトップや専門家の方々を招き、旬なテーマを巡り議論します。

12月2日に開催するNIKKEI Primeの3メディア創刊イベントでは、パナソニックホールディングスの楠見雄規社長やソニー・ホンダモビリティの川西泉社長兼最高執行責任者(COO)らが登場する予定です。

海外からは米シリコンバレーで脱炭素経営をけん引するフィンテック企業ストライプのナン・ランソホフ氏がオンライン出演します。NIKKEI Primeはイベントを随時開き、読者のヒントとなる情報を発信していきます。

ビジネスの新たな情報ツール

興味のある分野の情報を効率よく知りたい、深掘りされた解説を読みたい――そんなニーズにNIKKEI Primeはお応えします。

有料登録された方はパソコン、タブレット、スマートフォンのブラウザー(閲覧ソフト)、日経電子版アプリで閲覧できます。アプリをご利用の場合、最新バージョンにアップデートしてください。

毎朝お届けするメールからも最新のコンテンツにアクセスできます。読者が効率的に情報を得られるようにします。

音声読み上げ機能も再生

11月24日の創刊に合わせ、記事の音声読み上げ機能を搭載します。ブラウザーを使ってサイトを開くと、記事を音声で聴くことができます。

最新の人工知能(AI)テクノロジーを活用し、記事のタイトルおよび本文を音声に自動変換。ワンタッチで音声を再生します。1つの記事の再生が完了すると、自動的に次の記事の再生が始まります。「ながら時間」で最新情報を得ることもできます。

サイトのトップページや個別記事にある音声読み上げボタンを押すことで、パソコンでは別ウインドー、スマホでは新規タブで音声再生プレーヤーが立ち上がり、すぐに再生がスタートする仕組みとなっています。

NIKKEI Mobility
NIKKEI GX
NIKKEI Tech Foresight

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( NIKKEI Prime、本日から有料登録 23年2月末まで無料 - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/BYmLbyA
ビジネス

インスタグラムに障害 アカウント一時停止相次ぐと米メディア - nhk.or.jp

dalamlima.blogspot.com

アメリカのIT大手「メタ」が運営するSNSのインスタグラムで、31日に障害が発生し、一部のユーザーの間で利用できないなどの不具合が起きています。アメリカメディアは、アカウントが一時的に停止されるケースが相次いでいると報じています。

インスタグラムは31日、公式のツイッターで「ご不便をおかけし申し訳ない」とするコメントを出し、原因の調査を進めているとしています。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( インスタグラムに障害 アカウント一時停止相次ぐと米メディア - nhk.or.jp )
https://ift.tt/9XsA1D6
ビジネス

Sunday, October 30, 2022

リビエラ・タイルの新カタログ『RIVIERA TILE COLLECTION 2022-2023 LINEUP CATALOGUE VOL.19』を発刊 - PR TIMES

 今回のカタログには、イタリアタイルのトレンドを網羅した新商品タイル3シリーズを掲載しました。

表紙表紙

 2種類の石英石と2種類のポルフィードが1シリーズになった「ライムス」は、敷き詰めることで空間に動きが生まれるタイルです。光の加減で変化する氷のような色合いの縞模様が美しいクォーツホワイト、錆色と灰色のコントラストが深い味わいを醸し出すクォーツマルチカラー、現代的な印象を漂わせる緻密で控えめな柄のポルフィールドコールド、赤みを帯びた不規則な柄が独特なポルフィードウォームの色展開になります。

ライムスライムス

 ギリシャ語で岩を意味する「ペトラ」は、長い時間かけて堆積した石英石だけが持つ優雅な美しさと温かみを表現したタイルです。繊細なアースカラーやニュートラルカラーがあらゆる空間にマッチします。

ペトラペトラ

 北欧の美しい自然から強いインスピレーションを受けた木目調タイル「ネイティブ」は、 柔らかな色合いの中に、乾燥した木材特有の陰影や脈を表現しています。屋内・屋外のあらゆる空間で使用することができます。

ネイティブネイティブ


 単体のタイル製品画像は日本国内で実物を撮影、より表面の風合いを紙面で確認できるようになっています。
天然石材も実物を撮影、4枚並べることで色幅も確認できるようになっています。巻末には住宅の玄関・ダイニング・サニタリー等の施工事例を数多く掲載しており、タイルの具体的な使い方をご提案しています。
 RIVIERAブランドのコピーは「理想をカタチに、感動をあなたに。」です。タイル等の建材を「創造力のかけら」と定義し、その「創造力のかけら」を通してお客様に感動をお届けするということがコンセプトになっています。当カタログは主に暮らしの空間をイメージし、住宅で使いやすいラインアップとなっています。

『RIVIERA TILE COLLECTION 2022-2023 LINEUP CATALOGUE  VOL.19』概要
仕様:A4判ワイド / オールカラー
頁数:357頁
発刊日:2022年11月1日(火)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( リビエラ・タイルの新カタログ『RIVIERA TILE COLLECTION 2022-2023 LINEUP CATALOGUE VOL.19』を発刊 - PR TIMES )
https://ift.tt/zObgoxZ
科学&テクノロジー

トヨタ クラウン新型、2種類のハイブリッド設定…2023年前半に米国発売予定 - レスポンス

トヨタ自動車の米国部門は10月25日、クロスオーバー車の新型『クラウン』(Toyota Crown)を2023年前半、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は3万9950ドル(約590万円)だ。

◆2.4リットルターボの「HYBRID MAX」は340hp

米国向けの新型クラウンも、日本仕様同様、ハイブリッドのみとなる。「HYBRID MAX」(日本では「デュアルブーストハイブリッド」)と命名されたシステムを「プラチナ」グレードに搭載する。

2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンにフロントアクスル1基、リアアクスル1基の合計2基のモーターを組み合わせ、「E-Four Advanced」システムによって、4輪を駆動する。トランスミッションは6速AT「ダイレクトシフト」。米国仕様の場合、ハイブリッドシステム全体で340hpのパワーと55.3kgmのトルクを獲得している。

2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、低回転から力強いトルクを生み出すのが特長だ。高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレインの「eAxle」に、新開発のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを組み合わせた。このハイブリッドシステムは、ドライバーのアクセル操作にリニアに反応し、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいいドライビングフィールを追求している。

トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)

◆2.5リットルのハイブリッドは自然吸気エンジン

「XLE」と「リミテッド」グレードには、2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンを基本にしたハイブリッドシステムを搭載する。「THSII」のモーター2基、リアアクスルのモーター1基の合計3基のモーターを組み合わせ、「E-Four」によって、4輪を駆動する。

高効率ハイブリッドシステムには、新開発のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを採用する。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を追求し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに進化させた、と自負する。

トランスミッションは「eCVT」。走行モードは、ノーマル、エコ、スポーツ、EVの4種類が選択できる。スポーツモードでは、スロットルレスポンスがより鋭い方向に変化する。エコモードは、より燃費を重視した走行モードに。EVモードでは低速で短距離、EV走行を可能にしている。

トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)

◆12.3インチのタッチスクリーンが付くマルチメディアシステム

米国向けの新型クラウンには、北米で開発された新世代オーディオマルチメディアシステムを標準装備する。12.3インチのタッチスクリーンを備えたこのシステムは、ユーザーエクスペリエンスの向上と、「Over-the-Air(OTA)」更新を可能にするなど、便利な機能を備えている。ユーザーは、タッチと音声を通じて、新しいシステムを操作できる。

「Drive Connect」の「Intelligent Assistant」を利用すると、「Hey Toyota」と呼びかけてシステムを起動できる。ルートの検索、「POI(Points of Interest)」の検索、オーディオコントロールの調整、空調温度の変更などが、音声による指示で行える。

Drive Connectを通じて利用できるクラウドベースのネイティブナビゲーションシステムでは、マッピングとPOIのリアルタイムの無線更新を可能にした。「Google POI」データが組み込まれており、最新の検索機能が使える、としている。

トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( トヨタ クラウン新型、2種類のハイブリッド設定…2023年前半に米国発売予定 - レスポンス )
https://ift.tt/x78Tgf6

画像に含まれる不要物を違和感なく完全削除できる無料ツール「Lama Cleaner」のインストール手順&使い方まとめ - GIGAZINE(ギガジン)


写真に写り込んだ不要な被写体や、画像の中に含まれる邪魔な文字など、画像の一部を消したい状況は多く発生します。画像の中の不要な部分をキレイに削除できる無料ツール「Lama Cleaner」を見つけたので、PCへの導入方法や使い方をまとめてみました。

GitHub - Sanster/lama-cleaner: Image inpainting tool powered by SOTA AI Model
https://github.com/Sanster/lama-cleaner

Lama CleanerはPython向けのパッケージ管理システム「pip」を用いてインストールすることもできますが、今回はPythonなどの準備が整っていないPCでも一発で「Lama Cleaner」をインストールできる「Lama Cleaner One Click Installer」を使ってPCにインストールしてみます。「Lama Cleaner One Click Installer」は以下のリンク先でダウンロードできます。

lama-cleaner/README.md at main · Sanster/lama-cleaner · GitHub
https://github.com/Sanster/lama-cleaner/blob/main/scripts/README.md

上記のページには、Windows向けのインストーラーとmacOS向けのインストーラーが用意されています。今回はWindowsにインストールしたいので「lama-cleaner-win.zip」をクリックしてダウンロードします。


「lama-cleaner-win.zip」のダウンロードが完了したら、Windows標準機能や「Explzh」などの解凍ソフトを使って解凍します。


解凍したら、「lama-cleaner-win」フォルダを開き、その中の「lama-cleaner」フォルダを開きます。


次に、「win_config.bat」をダブルクリック。


すると、コマンドプロンプトが開いて、文字がダーッと流れるのでしばらく待機します。


しばらく待つと、画像内の不要物削除に使うモデルデータを「sd1.5」と「lama」のいずれかから選択するように求められます。今回は、特別な設定が不要な「lama」を使いたいので、「lama」と入力してEnterキーを押しました。


次に、画像処理に「cuda」を使うか「CPU」を使うか選択する画面が表示されます。NVIDIA製GPUを搭載しているPCの場合は「cuda」を選択すればOK。今回はNVIDIA製GPUを搭載していないPCを使っているので「cpu」と入力してEnterキーを押しました。


最後に「Lama Cleaner」をデスクトップアプリとして用いるか否か尋ねられるので、Yesを意味する「y」を入力してEnterキーを押しました。これでインストール&初期設定は完了。コマンドプロンプトは自動的に閉じられます。


設定が完了したら、「win_start.bat」をダブルクリックします。


すると、コマンドプロンプトが開いて処理が始まるのでしばらく待機。


しばらく待つと、「Lama Cleaner」が起動します。まずは、処理したい画像を指定するために、中央の「Click here or drag an image file」をクリックするか、画像を画面上にドラッグ&ドロップします。


今回は、以下のマックシェイクの容器を写した写真を処理してみます。


画像処理の方法は簡単。消したい部分をマウスでなぞって塗りつぶすだけです。今回は、「マックシェイク」と記された部分を塗りつぶしてみました。


処理結果はこんな感じ。「マックシェイク」と記されていた部分は背景の月と違和感なく置き換わっています。


さらに、「月見」の右側に記されたキャッチコピーを塗りつぶすと……


最初から「月見」しか書かれていなかったかのような違和感のない画像が完成しました。完成した画像を保存するには、画面下部の赤枠のボタンをクリックすればOK。


以下の画像のスライダーを左右に動かすと、処理前の画像(左)と処理後の画像(右)を見比べられます。ほとんど違和感のない驚異的な出来栄えです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 画像に含まれる不要物を違和感なく完全削除できる無料ツール「Lama Cleaner」のインストール手順&使い方まとめ - GIGAZINE(ギガジン) )
https://ift.tt/OucDI9b
科学&テクノロジー

動画も写真もイラストも、プロアマ問わず使えるハイコスパのクリエイター向けモニター、BenQ「PD2506Q」 - PC Watch

BenQ「PD2506Q」。比較的リーズナブルながら、高レベルの色再現性を実現している25型のクリエイター向けの液晶モニターだ

 デジタルカメラやスマートフォンで高画質な写真やムービーが撮影できるようになるとともに、加工アプリなども普及。手軽にクリエイティブ作品をTwitterやInstagram、YouTube、TikTokなどに投稿し、楽しむ人が増えている。しかし、写真や映像のクオリティや“作る楽しみ”を突き詰めると、やはり「PCでの編集」へとたどり付く。スマートフォンの加工アプリで手軽にするのもよいが、PCならば、より自由度の高い編集が可能。自分の思い通りに色、より印象的深い効果を与え、完成度の高い作品に仕上げることができるからだ。

 こうしたPCでのクリエイティブ作業を行なう上で重要な要素が「モニター」。と言うのも、色や階調の見え方はモニターによって大きく変わる。プロならばもちろんだが、アマチュアでも、作品作りに取り組むならば、ある程度しっかりした性能と品質を備えたモニターを導入しておきたいものだ。また、作業に使うモニターの解像度や台数、設置場所/方法は作業しやすさにも影響をおよぼす。

 とはいえ、クリエイター向けのモニターは高価な製品が多い。上を見たらキリがない。予算も限られていることだろう。今回取り上げるBenQの「PD2506Q」は、比較的リーズナブルなプライスながら、クリエイティブ向けに求められる色再現性を満たすクリエイター向けの25型液晶モニターだ。本格的にクリエイティブに取り組みたいユーザーにとっては一般的なモニターからのステップアップに魅力的な製品となっている。これからじっくりその内容を見ていこう。

【PD2506Qの主なスペック】
パネル 25型IPS(非光沢、2,560×1,440ドット)
コントラスト比 1,000:1
視野角 178°(上下・左右)
色域 DisplayP3/DCI-P3比95%以上
色差 ⊿E>3
最大表示色 1,670万色
入力端子 HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-C(USB 3.2 Gen 1、DisplayPort Alt Mode、USB PD 65W)
そのほかの端子 ヘッドフォン出力、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1)×3、USB Type-C(USB 3.2 Gen 1)、USB Type-B(アップストリーム)、DisplayPort(デイジーチェーン用)
スピーカー 2.5W×2
VESAマウント 対応(100×100mm)
チルト/高さ調整/
スイベル/ピボット
-5~20°/110mm/左右15°/90°
アイケア機能 フリッカーフリー、ブルーライト軽減、ePaperモード
付属品 DisplayPort 1.2ケーブル、USB Type-Cケーブル、USB3.0 ケーブル、電源ケーブル
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) 約570×440~550.1×256.9mm
重量 約7.6kg(スタンドなし時約4.4kg)

洗練されたシンプルなビジュアル

 クリエイター向けらしく、シンプルなビジュアルだ。ボディカラーはブラックで統一。画面サイズは25型で、画面の上部と左右のベゼルをギリギリまで切り詰めたスリムベゼルデザインを採用する。27型モニターが多い昨今だが、一方で自分のパソコンデスクには大き過ぎるという声もよく聞かれる。本機の25型というサイズは、全体にコンパクトで扱いやすく、机の上にも設置しやすい。また見た目にも洗練された印象を受ける。

ボディのサイズは約570×440~550.1×256.9mm。画面サイズのわりにはコンパクトにまとまっている。重量は約7.6kgだ

 画面サイズは前述の通り25型で、表示解像度は2,560×1,440ドット(WQHD)に対応する。広視野角で発色のよいIPS方式のパネルを採用し、表面は照明や外光が映り込みにくい非光沢仕上げとなっている。

25型サイズで2,560×1,440ドットの表示解像度に対応。標準的な1,920×1,080ドット(フルHD)に対して、1.8倍の情報量がある。広視野角で発色のよいIPS方式の非光沢パネルを採用

 WQHD解像度は、フルHD(1,920×1,080ドット)の1.8倍の情報量があり、同じ拡大率(スケーリング)であれば1.8倍広く画面を使える。適切な拡大率、大きさについては、モニターを使う距離によっても変わってくるが、ノートPCの15.6型フルHDから本製品の25型WQHDへ移ると、小ささをまったく感じることなくそのまま2倍近く作業領域が広くなったように感じられるので、作業効率の向上は間違いないところだろう。

 また、24~25型のフルHDモニターをこれまでに使っていたユーザーが乗り換える場合には、画面サイズは(ほぼ)そのままで解像度が上がることになる。そのため、拡大率を正しく調整すれば、今までよりも高密度/高精細な画面表示を利用できるようになり、PCの使用感向上につながる。

この画面はフルHD(拡大率125%)。Lightroom Classicのライブラリをグリッドで表示させたところ
こちらはWQHD(拡大率125%)で同じ画面を表示させたフルHDに比べて40枚も多くの写真を表示できている。

 画面の高さや向き、角度は柔軟に調整できる。高さは110mm、左右角度調整(スイベル)は左15°~右15°、上下角度調整(チルト)は 上20°~下5°の範囲で調整ができ、見やすい位置と角度で使うことができる。

デュアルならさらに作業効率アップ、生産性向上間違いなし

 ノートPCを持っているならば、ノートPCの画面にプラスしてデュアルモニター環境での活用も考えられる。Lightroom Classicなどはデュアルモニターの活用が標準で想定されており、セカンダリのモニターに表示する画面を指定できる。

クリエイティブアプリを本製品で表示、ノートPCの画面はWebブラウザや動画表示に使うという使い方も快適だ。このスタイルはリモートワークのWeb会議などにも有効。本機はMacとの相性もバツグンだ(詳しくは後述)

 また、Premiere ProやPhotoshopなどの多機能なツールは、チュートリアル動画やWebサイトなどで使い方を学びながら作業することも少なくない。本製品はクリエイティブのメイン画面として利用し、ノートPCの画面はWebサイトやチュートリアル動画の表示に利用するといった使い方も快適だろう。このスタイルはリモートワークのWeb会議などにも有効。生産性アップは間違いないところだろう。

Lightroom Classicなどはデュアルモニターの活用が標準で想定されており、セカンダリのモニターに表示する画面を指定できる
デュアルモニターでの画面配置例。Lightroom Classicのメイン画面(画面右側)で現像を、セカンドモニターはライブラリを「グリッド」で表示させている(同左側)

こだわりの色再現性「AQCOLOR」準拠、色域はDisplay P3を95%カバー

 PD2506Qのクリエイター液晶としての最大の魅力と言えるのが、BenQの独自基準「AQCOLOR」に準拠した高い色再現性だ。部材の選定と設計にこだわり、工場出荷前の徹底した計測と補正により、DCI-P3の色空間を約95%カバーする広色域、色差デルタE3以下の高い色精度を実現している。CalMAN、PANTONEといったカラーマネジメント大手の認証も取得している裏付けもある。

 冒頭でも述べたように、色や階調の見え方はモニターによって大きく変わる。その見え方をできるだけ統一するために定義されているのが、sRGBやDCI-P3、Display P3といった色空間の基準だ。

 コンテンツを制作するならば、できるだけ広い色空間を高い精度で表現できるほうが望ましい。インターネットコンテンツの標準として定義されたsRGBの100%カバーは必須。デジタルシネマ向けにより広い色域を定義したDCI-P3、およびDCI-P3と同等の色域で細部の規定をPC向けにアレンジしたDisplay P3も95%カバーし、色の精度も高レベルの水準をクリアしている本製品は、クリエイター向けを名乗るのに十分な性能だ。

 実機での計測結果では、カラーモード(詳細は後述)のうち「Display P3」モードでの色域は91%と公称値より少し低い数値であったが、ユニフォーミティ(均一性)のテストはきわめて優秀。9分割した画面のどこでもほとんど輝度が変わらない、輝度ムラのなさはまさにクリエイター向けならではのクオリティと言える。

X-Riteのキャリブレーションツール「i1 Display Pro」による計測結果(Display P3モード)
測定結果から作成したICCプロファイルを色度図作成ソフト「Color AC」で表示した。本製品(黒の実線)はDisplay P3(点線)の色域を広い範囲(91%)でカバーしている
i1 Display Proによるユニフォーミティ検証の結果。9分割して計測したどの部分も輝度がほとんど変わらず、最大で5%の誤差。輝度ムラがない品質のよいパネルであることが分かる

ブルーライト低減、暗室モード、デザイナーモードなど、多彩なカラーモードを搭載

 PD2506Qは、色域が広いだけでなく、DCI-P3、Display P3、sRGB、Adobe RGBなどさまざまな色空間のプロファイルを持っており、コンテンツに応じてカラーモードを使い分けて利用することができる。

多彩なカラーモードを用意。Adobe RGB、sRGBといった標準規格に準拠したモードのほか、MacBookの色みを再現した「M-Book」、明るい領域を白飛びさせない「アニメーション」、線や輪郭を明瞭に表示する「CAD/CAM」なども用意している

 ユニークなところでは、MacBookとの色みを合わせ画面表示の違和感を低減する「M-Bookモード」や、明るさを落とした環境でディテールを鮮明にする「暗室」、明るい領域を白飛びさせない「アニメーション」を用意。さらに、線や輪郭を明瞭に表示する「CAD/CAM」、モノクロの電子書籍を読むのに適した「ePaper」といったものまで搭載している。

 また、「アイケア」機能として、眼精疲労の原因となるとされているブルーライトを低減するモードも用意している。リモートワークや学習用途など、長時間利用する用途に活用したい場合にも安心だ。

人体に有害とされ、眼精疲労などの原因となると言われているブルーライトを低減するモードも用意されている

Type-C含む3系統入力を装備。ケーブル1本でスマートな運用が可能

 映像入力の端子は、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-Cと3系統を装備。DisplayPortのデイジーチェーン用の出力端子もある。これらはすべて背面にまとめられている。また、USBドック機能のPC接続用にUSB Type-B、周辺機器接続用にUSB Type-Aを3基、Type-Cを1基備え、ヘッドフォン端子も備える。

映像入力は、背面にまとめられている。HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-Cと3系統を装備。USBハブ機能のためのUSB Type-B(アップストリーム)と3基のType-Aがある
右側面にType-CとType-Aが1基ずつ、ヘッドフォン端子がある。こちらのType-Cは映像入力ではなくUSBハブ機能(KVMスイッチ対応)用だ

 背面のType-Cは、DisplayPort Alt Modeでの映像入力に加えて、USBハブ機能用のデータ接続、USB PD(Power Delivery)による65Wの給電に対応。ケーブル1本で画面出力、PCの充電、周辺機器の接続までできるというスマートな運用が可能だ。

DisplayPort Alt ModeとUSB PDに対応したType-C(Thunderbolt 3/4含む)を持つノートPCならば、画面出力、ノートPCの充電(65W)、USBハブ機能でのキーボード接続まで、Type-Cケーブル1本でスマートにセッティングできる

2台のPCでキーボードやマウスをスマートに共有できるKVMスイッチ

 2台のPCの間で、USBポートに接続した周辺機器を共有し、画面入力の切り換えに連動させて切り換える“KVMスイッチ”機能を搭載しているのも見逃せない。本製品の場合は、画面入力とUSBハブ機能の接続を兼ねるType-C端子があるため、Type-C側のPCはケーブル1本でよい。もう片方のPCには、モニターケーブル(HDMIかDisplayPort)とUSBケーブル(Type-B/Type-A)を接続する。特に設定は不要で、Type-BのUSBケーブルが接続されていれば、自動的にKVMスイッチの対象として有効になる。

KVMスイッチ機能を装備しており、USB Type-CとDisplayPortまたはHDMI(要USBアップストリームケーブル接続)に接続したPCの間で、画面と一緒にキーボード、マウスなどを切り換えることが可能だ

 キーボードとマウスを2台のPCで共有しつつ切り換えができるのでPCごとにキーボード/マウスを用意する必要がない。コストの節約になるし、画面が映っている側のPCのみ有効になるため、誤操作する心配がなくなるのもうれしい。

 なお、特に記載はないが、KVMスイッチで共有/切り換えができるのはキーボードとマウスだけに限らないようだ。手持ちのSDメモリーカードのリーダーで試してみたところ、これも問題なく共有することができた。

使いやすいOSD、カスタムキー、Display Pilot

 カラーモードの変更、明るさ調整、画面の入力切り換えなどの方法が複数用意されているのも使い勝手のよさに貢献している。

 本機のメニュー操作の基本であるOSDは、裏面にあるスティック状の操作キー「5 ウェイ コントローラ」をプッシュすると表示される。画面右下に表示され、明るさは上方向、右方向へレバーを倒せばほかの設定へと移動する。しっかりした作りで、操作感は上々だ。また、5 ウェイ コントローラの脇にある2つあるカスタムキーでは、カラーモードと画面入力をクイックに切り換えられる。割り当てはカスタマイズが可能だ。

 さらにWindows/Mac用の「Display Pilot」ユーティリティも用意。カラーモードの変更などがOS上からできるほか、アプリごとにカラーモードを自動で切り変える機能やデスクトップの分割利用、2種類のカラーモードを分割して利用する機能など、このユーティリティでしかできない機能も用意されている。

クリエイター向けの完成度が高いのでオフィスワーカーもメリット大

 “クリエイター向け”と銘打たれているため、写真や映像、3Dグラフィックスなどを扱う人にばかりフォーカスした製品、と感じる人もいるかもしれないが、書類やプレゼン資料を作る作業にもある種クリエイティブな作業でもある。本製品の完成度の高さはここまで説明してきた通りなので、快適な表示環境で作業ができるということは、オフィスワーカーにもメリットが大きいのだ。

25型でWQHD解像度だと拡大率(スケーリング)の選択もポイント。作業領域の広さを取るなら若干文字表示は小さくなるが100%。Windows 11推奨の125%にすると作業領域はそこまで広くならないが高精細な表示になり、文字は非常に見やすくなる。この写真の例は拡大率125%設定

 25型の扱いやすい本体サイズと必要十分な画面サイズ、WQHDの高解像度による広いまたは高精細な作業領域は、在宅ワークや学習用途の快適さ向上に極めて有効。KVMスイッチ対応でPCの使い分けも容易なので、ホビー用の自宅PCと、会社支給の仕事用ノートPCとで本製品をシェアする、という使い方もスムーズだし、ノートPCの画面にプラスしてデュアルモニター構成で使えばさらなる効率アップが望める。表示品質のよさは、モチベーションアップにも効果的だ。柔軟な角度調整機能やブルーライト低減モードの搭載など疲労軽減への使い勝手も優れている。

コスパは最高、メリットも絶大。クリエイター志向なら装備に加えたい

 PD2506Qのクリエイター向けモニターとしての実力は十分。DCI-P3/Display P3を約95%カバーする広色域と輝度ムラのない均一性、CalMANやPANTONE認証も取得する裏付けがある。クリエイティブワークで使うなら「これくらいは欲しい」という水準をワンランク上回りながら、5万円台のリーズナブルなプライスで購入できる本製品は貴重な存在だ。

 最近は、ノートPCのシェアが増えているが、CPUやGPUのパワーはあってもクリエイティブユースに耐える画面を備えた製品は多くはない。1台こうしたしっかりした液晶モニターがあれば、ノートPCの画面はある程度妥協することができ、追加導入やリプレースの際も悩みが減るだろう。

 液晶モニターというのはPCよりもライフサイクルが長く、それでいてPCライフ全般の快適度に大きくかかわってくる。プロクオリティのクリエイティブ性能を持ちながら普段使いの機能や使い勝手にも優れる本製品は、プロ/アマのクリエイターにとっては一石二鳥のデバイスと言えるだろう。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 動画も写真もイラストも、プロアマ問わず使えるハイコスパのクリエイター向けモニター、BenQ「PD2506Q」 - PC Watch )
https://ift.tt/JBiHxnw
科学&テクノロジー