【ニューヨーク=秋山裕之】訪米中の岸田文雄首相は22日のニューヨークでの内外記者会見で、政府・日銀が実施した円買い・ドル売りの為替介入に言及した。今後の対応として「過度な変動に対しては断固として必要な対応をとりたい」と強調した。
「投機による過度な変動が繰り返されることは決して見逃すことができない」と介入の理由を述べた。「(対ドルの円相場が)1年で30円以上円安に動いたのは過去30年ない状況だ」と話した。
最近の円相場について「投機的な売買を背景にした急速で一方的な動きがみられる」と指摘した。「足元では1日に2円以上の円安が進行したことがあった」と説明した。
政府・日銀は1998年6月以来、およそ24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入に踏み切った。
日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和を維持することを決め、利上げを進める米国との金融政策の違いから円安・ドル高が加速していた。22日正午ごろには一時1ドル=145円台まで円安が進んだ。
からの記事と詳細 ( 岸田文雄首相 為替介入「過度な変動に断固対応」(写真=AP) - 日本経済新聞 )
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