コロナ感染が判明してから約1年。昨年末から一部の国でワクチン接種が始まり、ワクチンの普及が「平常に戻る第一歩」と期待は大きい。
目下、各国政府はワクチンの確保に伴い、管理や運搬、国民への接種をどのように進めるか、躍起になっている。
すでに世界70ヵ国で始まったワクチン接種。急ピッチで進められるワクチン接種で、世界のコロナ対策はどう変わるのだろうか。
〔PHOTO〕gettyimages
国民の40%がワクチン接種を受けたイスラエル
現在、ワクチン接種で先頭をきっているのがイスラエルだ。
いち早くワクチンを大量に入手することに成功したイスラエルは、昨年12月から接種をはじめ、2月16日までに400万人以上、国民の40%ほどがワクチン接種を受けた。
イスラエルは高齢者と疾患のあるリスクグループ、医療関係者に優先的に接種し、2月初めから16歳以上の若者にも接種を始め、50歳以上の77%がワクチンを受けたという。
イスラエルが大量のワクチンを確保できた背景には、リアルタイムでデータを公表するという契約を製造元のファイザー社と結んだことにある。
これまでのところ、2回ワクチンを受けたグループでは、ワクチン接種の1週間後にわずか0.04%がコロナに感染し、わずか0.002%が入院治療を要したというから、医療体制への負担は大幅に軽減されつつある。
イスラエルでは、ワクチンを始めてから最初の3週間だけで60歳以上の新規感染者数が41%も減ったというから今のところワクチンの効果は大きい。
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