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Thursday, October 22, 2020

ゲーム依存問題親子で話そう 家庭内でのルール作りを - 岐阜新聞

◆美濃市のPTAが啓発チラシ

 新型コロナウイルスの影響による休校が明けて以降、岐阜県美濃市内の小中学校では児童、生徒がインターネットを通じたオンラインゲームに没頭し、学校生活や日常生活に大きな支障が出るなどの問題が表面化している。同市連合PTAは、保護者間で現状を共有するため、啓発チラシを作成して配ることを決めた。チラシでは学校現場で起きている問題点を挙げ、家庭内でのルール作りを呼び掛ける。

 市教委学校教育課によると、学校が再開した6月は子どもたちにも緊張感があったが、7月以降に変化が表れ始めた。新型コロナの影響で外遊びや部活動、学校行事の中止、制限が相次いだことなどを背景に、オンラインゲームを利用する時間が増加。昼夜逆転の生活で学校で寝る子や、不登校になる子が出てきた。課金してアイテムを獲得するシステムによるトラブルも。友人間でアイテムの購入を巡って高額の金銭のやりとりをしたり、アイテムを送ることを強制したりする事例もある。同課の永田万生主査は「親世代の理解を超える現状」とみている。

 今月中旬、同PTAが開いた緊急会合には市内の全7小中学校のPTA会長と母親委員長が出席。「これほど深刻だとは思わなかった」との声も上がり、同PTAの篠田啓介会長は「明日、ゲーム中毒になってもおかしくない子がいる。子どもたちを守らなければいけない」と危機感をあらわにした。まずは保護者間で情報共有することが重要だとし、ルール作りのポイントやペアレンタルコントロールといった保護者ができる対策を挙げたチラシ案が示され、早急に作成して各校に配布することを決めた。

 オブザーバーとして出席した市小中学校校長会の今井正代会長は「新型コロナの影響が数カ月遅れで子どもたちの生活に出てきている」とし、「今回の取り組みは学校現場でも共有していく」と話した。

 今回の美濃市の動きを受けて、県PTA連合会も、役員を通じて県内の小中学校での現状把握に乗り出した。後藤豊郎会長は「情報収集をした上で、親世代に注意喚起を促す声明を出せるよう取り組みたい」と話した。


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