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Wednesday, September 9, 2020

後部座席でもシートベルト着用を|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

車の後部座席でのシートベルトの着用率を上げようと、札幌市にあるタクシー会社に、警察から暗い中でもシートベルトの位置がわかるシールが贈られました。

このシールは自動車の後部座席のシートベルトの着用率が低いことから、警察などが作ったもので、9日は札幌市東区にあるタクシー会社におよそ100台分が贈られました。
シールは暗い中で光る素材で作られていて、シートベルトのバックルと差し込み部分に貼ることで、夜間でもスムーズに着用ができるようになるということです。
このタクシー会社では、客が乗った際に、シートベルトの着用をお願いするアナウンスを流しているほか、運転手からの声かけも行っていますが、特に夜間にバックルの位置などが分かりづらく着用をあきらめる人も多いため、シールに期待しているということです。
北海道警察本部交通企画課の長尾修次課長補佐は「後部座席でシートベルトをしていたことによって助かった命はたくさんある。着用をぜひ習慣化してほしい」と話していました。
警察では、今回作成したシールを啓発活動などの際にドライバーに配るということで、取り締まりの強化とともに着用率を上げる取り組みを進めていくとしています。

【着用率は】
警察庁と日本自動車連盟のJAFはシートベルトの着用状況の全国調査を毎年行っていて、道内では去年の11月に一般道路と高速道路あわせて21か所でおよそ1万4000人を対象に調べました。
それによりますと道内のシートベルトの着用率は、高速道路では▼運転席では全員が着用していて、▼後部座席は8割でした。
これに対し一般道路では、▼運転席が9割で、▼後部座席は4割と後部席での着用率が特に低くなっています。
平成20年に施行された改正道路交通法により、車の運転手は一部の例外を除き、後部座席でも着用させることが義務化されましたが、一般道では運転手への罰則がないため、着用率が低いとみられています。

【助かった命も】
北海道警察本部によりますと、道内における人身事故はことし1月から今月8日までにおよそ5000件発生していて、去年の同じ時期に比べ1000件ほど減っていますが、89人が亡くなっています。
このうち自動車に乗車中の事故で亡くなった人は38人で、半数の19人がシートベルトを着用していませんでした。
このうち後部座席で着用していなかったのは3人で、事故の状況を調べた結果、衝突した衝撃で車内で体をぶつけたことが致命傷となったケースや、体ごと車外に飛び出すケースがあったということです。
亡くなった3人について、警察は車の破損状況などから、シートベルトを着用していれば助かった可能性が高いとしています。
また、特に子どもは大人よりも体重が軽く、事故が起きた際、車外に投げ出される恐れが高く、必ず着用してほしいということです。

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