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Wednesday, July 5, 2023

タルコフ越えを目指す新作ハードコアサバイバルFPSWe The People Steamに近日登場デモプレイ映像あり - EAA!! FPS News

三度の飯よりFPS!
そんなEAA編集部が見つけたインディーFPSゲームを紹介する「インディーFPS探検隊」
(開発中のため内容は変更される場合があります)

We The People(ウィー・ザ・ピープル)』は、Small Indie Company(スモール・インディー・カンパニー)という謎多きゲームスタジオがPC・Steam向けに開発している新作FPSで、探索型のサバイバルシューターに、ゾンビ・PvPvEの要素を盛り込んだハードコアな体験を特色としています。

同じジャンルでは『Escape from Tarkov(エスケープ フロム タルコフ)』が代表作ですが、『We The People』は、タルコフを上回るゲームを目指して2023年内リリースを予定しています。

CONTENTS

タルコフ風インディーズ・サバイバルFPS『We The People』開発中

We The People - Introduction Cinematic

We The People(ウィー・ザ・ピープル)』(Steamストア)は、2028年のアメリカ太平洋岸北西部を舞台にしたオープンワールド探索型のPvPvEサバイバルシューターで、言うなればBattlestate Gamesが手がける『Escape from Tarkov』のようなゲームです。

しかしながら、決してサバイバルFPSの流行に便乗したデッドコピーではなく、むしろタルコフを上回る、より改善されたリアルなゲームプレイが目標。デモプレイに参加したというクリエーターのMoiDawg氏は、開発スタジオSmall Indie Companyの創設者Drew氏による話を、デモプレイ映像とともに紹介しています。

タルコフの「改善」を目指す意欲作

あくまで「目指す」作品の開発初期段階です。

Military Vets are making an OPEN WORLD Tarkov… and it's set in the United States

Drew氏はタルコフの要改善点として「メニュー画面シミュレーター(※各種メニューを見ている時間の方が実際のゲームプレイより長いことがあるという揶揄)」になっていることや、待ち時間が退屈である点などを挙げています。

『We The People』では各種のメニュー画面をよりゲームとして没入感のあるものにすべく、たとえば自分のスタッシュやトレーダー、クエストNPC、各種機能などは、大きな拠点マップを作ってそこに集められています。

この拠点マップでロードアウトを組んだりして準備を整え、スクワッドメンバーと集まって、外部の各マップへ展開していく、という流れです。後はタルコフと同様、マップ内で敵AIやオンライン上のプレイヤーと戦いつつ、必要なものを集めたり、クエストの条件を達成したりして、脱出して拠点へ戻ることを繰り返します。

目指すは"タルコフ越え"? 新作サバイバルFPS『We The People』
各種メニューが1つの拠点マップとして作られており、ここでインベントリ管理やクエスト受注などが行われる
目指すは"タルコフ越え"? 新作サバイバルFPS『We The People』
リアルタイムの武器アタッチメント切り替え機能。(他作品にも似たような機能はあるが)プレイを続けながら武器をカスタマイズでき、没入感が保たれる

デモプレイをしたMoiDawg氏は特にメニュー画面を開かずに武器アタッチメントの変更ができる機能が気に入り、ゲームへの没入感を損なうことなくプレイし続けることができると感じたそうです。インターフェースはまだまだ開発途中のようですが、確かに「タルコフ風」ゲームを目指していることがうかがえます。

開発スタッフは全員退役軍人

目指すは"タルコフ越え"? 新作サバイバルFPS『We The People』
Small Indie Companyの皆さん(※ゲーム開発スタジオです)

Small Indie Companyの開発スタッフは全員退役軍人で、自分たちの体験がゲームプレイに盛り込まれています。Drew氏自身もかなりのゲーマーで、これまでタルコフの他にも『S.T.A.L.K.E.R.』や『Squad』、『Insurgency』、『DAYZ』、『ARMA』など、ミリタリーシューターを中心にさまざまなゲームをプレイしてきたそうです。

登場する武器も架空銃ではなく、実在の武器メーカーからライセンスを得ているとのこと。軍隊で得た知識や経験を活かし、銃器の弾道やその減衰もリアルなシステムを開発。弾丸が周辺環境に命中した際の表現のリアルさにこだわっているだけでなく、その材質や天候によっても変化するよう作り込まれているところです。

タルコフとは異なる点

目指すは"タルコフ越え"? 新作サバイバルFPS『We The People』
ゲームのストーリーはゾンビが出てくるポストアポカリプスもの(Twitterより

「水分」と「飢え」のシステムがあり、マップ探索中に水を飲んだり缶詰を開けたりと、まさしく「タルコフ風ゲーム」の自覚がある『We The People』ですが、こちらは主にゾンビと戦うポストアポカリプス系のストーリーである点が明確に異なります。ウイルスのまん延によって荒廃した世界で、プレイヤーは隠された秘密を暴いていくことになります。

目指すは"タルコフ越え"? 新作サバイバルFPS『We The People』
「死体の腐敗」機能があり、他のプレイヤーの痕跡をたどる手がかりとなる

また、独自の「死体の腐敗」機能を採用。探索中に見つかり得る死体には時間経過で腐敗エフェクトがかかるようになっており、倒されてどのくらい時間が経過しているのか(=他のプレイヤーがまだ近くにいるのか否か)を推測することで、緊張感を高める仕組みになっています。

また、タルコフ同様にこちらも「アリーナモード」の実装が既に予定に組み込まれており、1v1での対戦をベースに、コミュニティがアリーナ用マップを独自に作成・投票できるようにする機能も搭載するとのこと。

これまでのタルコフ亜種よりは優れている?

目指すは"タルコフ越え"? 新作サバイバルFPS『We The People』
インベントリ画面。確かにタルコフっぽい

MoiDawg氏は、Drew氏からお金をもらって今回のデモプレイに参加したわけでもなく、『We The People』が「確実に成功する」と考えているわけでもないそうです。映像を見た皆さんの意見も同じかもしれません。

しかし、これまで「タルコフ風」を目指しては消えていった過去のインディーズ作品と比較すると、『We The People』こそ、「道のりは険しそうだがきっと上手くいく」、「今後も注目していくことをオススメする」と所感を述べています。

『We The People』のデモプレイの様子は、下記「Devlog #1」でも視聴することができます。

Introduction | We The People | Devlog #1(※一部音量バランスが崩れているので注意)

『We The People』開発ロードマップ

『We The People』はまだまだ開発初期段階。公開されているロードマップによると、今後はマップを実装しながらクローズドでのマルチプレイヤーのテクニカルテストをし、上手くいけばそこからようやくSteamでのアーリーアクセスを予定しています。

目指すは"タルコフ越え"? 新作サバイバルFPS『We The People』
開発ロードマップ。アーリーアクセス(3行目)までまだ長い道のりだ

他の追随を許さないヒット作『タルコフ』越えを目指す意欲作ということで、『We The People』興味を持った方は、ウィッシュリストに追加して続報を待ちましょう。退役軍人たちのスタジオがどのようなゲーム体験を世に送り出してくれるのか、今から気になるところです。

  • 『We The People』関連リンク

情報募集

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Source: YouTube

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