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週刊経済2023年2月7日発行
時短、簡便ニーズへの対応で市開拓図る
大手調味料メーカー㈱ダイショー（福岡市東区松田１丁目、阿部孝博社長）は２月１日、リニューアルを含む２１品目の小売り向け新商品を発売した。
今回は、九州・山口各県と経済界が策定した九州の魅力・活力・一体感をＰＲする「九州ロゴマーク」を採用した製品をはじめ、ご当地の味や名物を親しみやすくアレンジした製品を多く投入。特に値上げラッシュが続く中、比較的リーズナブルな価格の鶏肉を使った「から揚げの素」（２２６円）は、九州ロゴマーク記載商品として、九州醤油ベースの「香味醤油味」、枕崎産鰹節・宗田節出汁（だし）ベースの「旨だし塩味」の２種類を発売した。また韓国式のり巻き「キンパ」を再現した「プルコギキンパの素」（２１６円）、辛旨味炒め物専用の調味料「さつま揚げで作る オデンポックムのたれ」（１５１円）など、韓国メニューで認知が高まっている新商品もラインナップしている。
時短で簡便な調理、食費の抑制、外食店・店の味を求めるニーズが高まる中、商品のラインナップを充実で春夏市場の開拓を図る。
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