元祖・携帯ゲーミングPCといえるGPD社が、PSPやPS Vitaのような新型マシン「GPD Win 4」の情報を解禁しました。ディスプレイは16:9の6インチ(1920×1080)を採用し、重さは500g前後とされています。
このGPD Win 4は、2021年に発売された「GPD Win 3」の後継モデルに該当。ふだんはニンテンドースイッチのようにゲームパッドで遊ぶことができ、液晶画面を上にスライドすればキーボード部分が現れる仕組みも引き継いでいます。
Sorry to have kept you waiting, we are coming!#gpdwin4 pic.twitter.com/QLXGIcyB3v
— GPD Game Consoles (@softwincn) September 14, 2022
前モデル以上にPSPに似ているように思えますが、GPD公式の説明では「PSPの両端の丸いデザインからヒントを得て、握るときの力を分散」させられるそう。
最新モデルは、CPUにAMDのRyzen 7 6800Uを搭載し、内蔵のRadeon 680M統合GPUにより、外出先でも優れたグラフィック性能を実現。またUSB Cポートを通じてeGPU(外付けGPU)にも繋ぐことができるため、自宅では処理が重いゲームも(追加の投資をすれば)遊ぶことができます。
また、メモリは最大32GBを搭載でき、内蔵SSDは最大2TB。無線としてはWi-Fiのほか4G LTEオプションも用意されており、いつでもどこでもオンラインプレイをしたり、ゲームをダウンロードしたりできるとのこと。
さらに、GPD Win 3から引き続き「光学式フィンガーナビゲーション」も搭載され、パッドには向かないマウスのような操作も可能です。ほかにも指紋認証センサーが内蔵されており、ロック解除のパスワードを打ち込む必要もありません。
本体のカラーバリエーションは、ブラックとホワイトの2色。まだ発売時期や価格は公表されていませんが、これまでのGPD WinシリーズはクラウドファンディングのIndiegogoで資金を集めた後に、米アマゾンなど大手小売店を通じて販売されてきました。今後の続報を楽しみに待ちたいところです。
Source:GPD(Twitter)
via:Gizmochin
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