米供給管理協会(ISM)が発表した8月の非製造業総合景況指数は前月から上昇し、4カ月ぶり高水準となった。業況と新規受注が上向いた一方、価格圧力は低下が続いた。
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ISM製造業指数の生産に相当する業況と新規受注の指数は共に年初来高水準に上昇。支出傾向の変化と賃金の安定した伸びを反映している。輸出受注は約1年ぶり高水準となり、国外の需要も力強さを増していることが示された。
今回の堅調な統計内容は、高インフレや金利上昇、景気見通しに関する全般的な不透明感にもかかわらず、サービス業に対する消費者の需要が力強いことを示している。
8月は14業種が活動の拡大を報告。特に鉱業、不動産、賃貸・リース、公益、建設で拡大が目立った。
仕入れ価格指数は71.5に低下し、2021年1月以来の低水準。なお高い水準だが、インフレ圧力の弱まりを示唆する指標が一つ増えたことになる。
前月に縮小圏にあった雇用指数は1.1ポイント上昇して50.2。サービスセクターの雇用がやや増えていることが示唆された。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題: US Services Gauge Rises to Four-Month High on Pickup in Demand(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)
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