1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月から大幅に低下した。受注と出荷の指数がいずれも急激に落ち込み、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大で活動が抑制されたことを示唆した。
キーポイント |
---|
|
今回の調査期間は1月3-10日で、新型コロナ感染が増えていた時期に当たる。
同景況指数の32.6ポイントの低下幅は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が始まった直後の2020年4月以来の大きさ。新規受注の指数は32.1ポイント下げて、マイナス5。出荷の指数は26.1ポイント低下して1となった。
入荷遅延の指数はわずかに低下。週平均就業時間と雇用者数の指数も拡大ペースが鈍化した。
今回の統計ではまた、インフレが今年も根強く高止まりする可能性を示唆。仕入価格と販売価格の指数はいずれも低下したが、6カ月先の両価格の見通しを示す指数はともに統計開始以来の最高水準に上昇した。
6カ月先の景況見通し指数は35.1と、堅調な水準を維持。新規受注見通しの伸びを反映した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
Drop in New York Manufacturing Hints of Omicron Effect (Correct) (抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)
からの記事と詳細 ( NY連銀製造業景況指数、1月は急低下-オミクロン株の影響示唆 - ブルームバーグ )
https://ift.tt/3If01JV
ビジネス
No comments:
Post a Comment