首都圏を拠点とするスーパー「オーケー」が、兵庫・大阪を地盤とする「関西スーパーマーケット」に対して、買収提案をしていたことがわかりました。
ただ、関西スーパーは今週、阪急阪神百貨店の運営会社の子会社になることを発表したばかりで、この提案にどう対応をするかが焦点となります。
兵庫や大阪などでスーパーを展開する関西スーパーマーケットは、先月31日、阪急阪神百貨店などを運営するエイチ・ツー・オー リテイリングの子会社になり、傘下にあるほかのスーパーと統合すると発表していました。
しかし関係者によりますと、この関西スーパーに対して、首都圏で120店舗余りのスーパーを展開するオーケーも、買収を提案していたことがわかりました。
オーケーは、関西スーパーの7%余りの株式を保有する大株主で、関西への進出を目的にことし6月、TOB=株式の公開買い付けによる買収を提案したということです。
オーケーとしてはこの提案が十分検討されていないとして近く、エイチ・ツー・オーの子会社になるという関西スーパーの決定に反対の立場を表明する方針です。
ただ、来月末には関西スーパーの臨時の株主総会が開かれて子会社化の議案が諮られる予定で、オーケー側の提案にどう対応をするかが焦点となります。
スーパー業界では、拡大が続くネット通販などとの競争が激しさを増していて、地域や業態を越えて統合や連携を目指す動きが活発になっています。
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