ウイルス対策ソフトウェア大手McAfeeの創業者として知られるJohn McAfee被告がバルセロナ(スペイン)の拘置所内で死亡しているのが発見されたと、複数の報道機関が米国時間6月23日に報じた。75歳のMcAfee被告は同日、スペインの裁判所によって米国への身柄引き渡しが認められたばかりだった。
提供:Louis Lanzano/Getty Images
Reutersではカタルーニャ州司法当局の話として、McAfee被告の死因は自殺とみられると伝えている。
McAfee被告は、米国の司法当局から、脱税と仮想通貨をめぐる詐欺の罪で訴えられていた。米司法省は2020年、同被告を2014~2018年の納税申告を怠った罪で起訴し、同被告は最高で禁錮30年を言い渡される可能性があるとAPは報じていた。なお、同被告が問われた罪はいずれも、McAfeeのウイルス対策ソフトウェアとは無関係だった。
同被告は、2012年にベリーズで発生した殺人事件への関与が疑われ、それ以来、国外での逃亡生活を続けていた。この事件について、McAfee被告は関与を否定し、2019年には「自身の(唯一の)罪は脱税」であり、それ以外の容疑は「私を黙らせるための米政府によるプロパガンダ」だと主張した。
2019年7月には、McAfee被告ははドミニカ共和国で軍に拘束されたが、その際複数の大口径銃器と銃弾が押収されたとも報じられていた。その後、同被告は欧州に逃亡したが、2020年10月にバルセロナで逮捕されていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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