
[東京 29日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続伸が想定されている。前週末の米国株式市場で主要3指数が軒並み1%超高となった流れを引き継ぎ、幅広い業種で買いが先行するとみられている。加えて、きょうは年度末の最終売買日となることもあり、配当権利取りが活発化しやすい。日経平均は一日を通して底堅い動きとなり、3万円を意識した展開となりそうだ。
日経平均の予想レンジは2万9400円─2万9900円。
前週末26日の米国株式市場は上昇し、ダウ工業株30種は453ドル高で取引を終えた。景気回復への期待から金融、ハイテク、ヘルスケアなど幅広い銘柄に買い注文が集まった。取引終了前30分に買いが膨らみ、主要株価3指数は軒並み1%超上昇。ダウとS&P総合500種は終値で最高値を更新した。
現在のドル/円は109.75円近辺と、前週末午後3時時点の109.25円から円安傾向となっている。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万9415円と前週末終値から240円ほど高い水準。日経平均は円安・米株高・配当権利取りが支えとなり、3万円に接近する場面も見込めるという。
市場では「前週末での米国株式市場では幅広い業種が買われ、株価はじわじわと上昇、東京株式市場でもバリュー・グロースともに底堅い一日となりそうだ。米長期金利は急激に上昇するとグロース売りにつながるが、3─4ベーシスポイント(bp)程度では耐性がついてきた」(三井住友DSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト、市川雅浩氏)との声が出ていた。
主なスケジュールでは、国内では日銀の金融政策決定会合における主な意見(3月18・19日分)、米国では3月ダラス連銀製造業景況指数が公表を控えている。きょうは3月末に権利確定日を迎える銘柄の権利付最終売買日となる。
前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値
日経平均 29176.70 30714.52 16358.19
+446.82 2021年2月16日 2020年3月19日
シカゴ日経平均先物6月限 29415(円建て)
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