富士フイルムホールディングス(HD)が新型コロナウイルス感染症の治療候補薬「アビガン」について、臨床試験(治験)の再実施を検討していることが21日、分かった。時期や手法、対象とする患者の条件などは今後詰める。政府は昨年12月、有効性の判断が難しいとしてアビガン承認を見送っている。
政府は新型コロナ治療薬として「レムデシビル」と「デキサメタゾン」の二つを承認している。アビガンに関しては希望する患者に「観察研究」という形で投与を認めており、医療機関が既に広く使っている。
アビガンを開発したグループ会社の富士フイルム富山化学(東京)は昨年10月、厚生労働省に承認申請した。厚労省の専門部会は「現時点で得られたデータから薬の有効性を明確に判断することは困難」として同年12月、承認を見送った。
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