こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
過日に収録してきたOFFRECO.「実録!選挙のリアリティー」が先ほど放映されました。ご視聴くださった皆さま、ありがとうございました!
OFFRECO.
「実録!選挙のリアリティー」選挙ってどれだけおカネがかかるの?タレント議員が圧倒的に有利ってホント?など、禁断のオフレコトークが炸裂#OFFRECO で皆さまのご意見ご感想お聞かせください
\22:00〜 配信/ https://t.co/GpAFGLi3Ic
— NewsPicks Studios (@NewsPicksStudio) August 7, 2020
アーカイブ動画も見られるようです。
さて、ブログではこの番組の中で元自民党代議士である金子さん・豊田さんが繰り返し強調していた
「自民党は(選挙のために)地方議員にお金を配る。地方議員からお金を要求されることもある」
という点について、やや誤解を招きそうな流れだったので、勝手に解説と私なりの見解を述べたいと思います。
■
まず前提として、国政選挙に挑戦する候補者およびその関係者が、地方議員に
「◯◯のために票をとりまとめてくれ」
と言いながら、政治資金収支報告に計上されないような裏金を渡すことは、当然のことながら犯罪行為です。最近でもどこかで起きた事例ですね。
一方で、きちんと政治資金収支報告書に記載をして、国会議員(の政党支部)から地方議員に「政治活動費」として寄付をする分には合法です。
そして後者が業界用語でいわゆる「餅代・氷代」と呼ばれる、国会議員(特に地域を代表する小選挙区の衆議院議員)が冬・夏と年2回程度、地方議員に配るべきだとされているお金です。
これは地方議員が単に国会議員にタカっているわけではなく、地方議員サイドから見れば言い分もあります。
なぜなら国会議員は、元は税金である政党助成金を原資とした多額の「政治活動費」が、政党から支給されるからです。
そしてその政治活動費は、名目としては国会議員個人ではなく、地域ごとに存在する政党の「地域支部」に振り込まれます。
その地域支部の支部長は国会議員なので、実態としては国会議員個人に対する支給なのですが、
「この地域の党勢を拡大して、結果としてその国会議員を支え、選挙の足腰を強くしているのは私たち地方議員!」
という想いが、地方議員サイドにはあるわけです。
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August 09, 2020 at 09:19AM
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国会議員が地方議員に金を配る「大政党の常識」、何がダメで何は良いのか? - BLOGOS
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