ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(44)が30日夜、ツイッターを更新し「Twitterライブ配信にて#フォロワー1000万人記念特大お金配り」企画について発表した。

内容は、同氏が午後10時12分に「このツイートのRT数×10円のお金配りします。RT数が500万件を超えた場合は、RT数×20円の倍配りします!! #500万RTで倍配りだ」とつづって発信したツイートを、ユーザーがリツイートした数に10円をかけた額を配るというもの。締め切りは9月3日午後11時59分で、500万リツイートを突破した場合、リツイート数×20円を配ると発表した。

開始3分でリツイート数は22万回、7分26万件を突破した。前澤氏は「ヤバっ。これ、ほんと? すごくない? すげぇ!」と驚いた。その上で「『半沢直樹』のついでに、前澤を見ていただき、ありがとうございます」と、愛好しているTBS系ドラマ「半沢直樹」(日曜午後9時)の名を口走った。前澤氏は、木の模様が彩られた派手なシャツを着ており「こんな状況ですので、海外に行く機会がなく、こんな服を着ています。ゴルフの練習にいそしんでいます」と黒光りした腕を披露した。

午後10時の配信スタート直後から、7万6000人がライブ配信を視聴した。前澤氏は、前日29日にツイッターのフォロワーが1000万人に達したことについて触れ「今日は見られてますでしょうか? 『半沢直樹』の次は前澤。本当にフォロワーが1000万人になってしまいました。今日で1007万人。応援ありがとうございます。ところで、皆さん『半沢直樹』見ましたか? つい、さっき、家に着いたので録画しています」と「半沢直樹」ネタを絡めて感謝した。

同10時22分の配信終了時には視聴者数は9万を超え、配信が一時止まったり、ツイッターのコメント欄にユーザーが投稿できなくなるなどの障害があった。ユーザーとのやりとりを楽しみにしていた前澤氏は「ツイッター社、どうしたんでしょうか? 僕ごときでコメントできないなんて、いいんでしょうか? 今日もコメントが届かない。寂しいね。ツイッター社と相談したい」と注文を付けた。

今後の企画については「みんなで参加して、盛り上がった先に山分けするお金配りを目指したい。今回は第1弾とお考えいただきたい。第2、3弾をやりたい。盛大な企画にしたい」と語った。

配信の最後には「安倍総理も本当にお疲れさまでした。次の(自民党)総裁が、どなたになるか、僕も本当に楽しみですけど、政治も動いている」と、辞意を表明した安倍晋三首相にメッセージを送った。その上で「コロナで、みんなも大変。そんな中、セコセコと僕は、お金配りにいそしんでいますけど、少しでも皆さんのお役に、笑顔に、元気につながればと思います。これからも、お金配りオジサンこと、前澤友作を、どうぞよろしくお願いします」とあいさつ。「何か立候補の演説みたい」と苦笑しながら配信を終了した。