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新型コロナウイルス感染で発症する恐れのある7種類の発疹を、ロシアのルムンバ大学医療従事者高度養成学部、皮膚科・性感染症学科准教授のオルガ・ジュコワ氏が挙げている。イズベスチアが報じた。
ピロゴフ記念ロシア医科研究大学のモスクワ皮膚科学センターとルムンバ大学の研究者らは、ロシアの新型コロナウイルス患者から確認された皮膚病理を研究した。
研究の結果、以下の7種類の疾患が確認された。
- 血管炎(血管壁の炎症)
- 丘疹状の小疱疹
- 丘疹性落屑性皮疹
- 麻疹に似た発疹
- 薬疹・中毒疹
- 蕁麻疹
- 顔面組織の栄養変化(傷による皮膚の色の変化、通常は静脈疾患に関連する)
ドレスデン国立クリニック皮膚科・アレルギー科の医師らは最近、「新型コロナウイルスは皮膚疾患ではないが、皮膚病学に大きな影響を与えている」とする論文を発表した。その論文によると、パンデミックにより、皮膚疾患の合併症を引き起こす疥癬などの炎症性疾患の治療が非常に困難になっているという。
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