災害時の避難所で新型コロナウイルスの感染を防ぐため、香川県は、県民や市町向けの指針を発表した。避難所で「3密」にならないようにする方法や、避難先としてホテルや旅館の活用を盛り込んでいる。各市町に通知するとともに、全世帯にチラシを配る。
指針は、国の対策をもとに作成。避難の際に体温計やマスクを持つ▽避難所では、世帯ごとの間隔を1メートル以上、できれば2メートル空ける▽ごみは袋に密閉して捨てる▽対面での食事や会話を控える――ことなどを呼びかけている。
浸水や土砂災害の危険性がないと確認できれば、自宅や知人宅、車内も避難先になるとしている。チラシは6月末までに配る予定。
市町に対しては、避難所の受付で検温を実施し、症状や基礎疾患の有無を確認することや、発熱などの症状が出た人のため、個室や専用トイレを用意することを促している。
ほかにも、十分なスペースがなかったり、避難所が不足したりした場合は、ホテルや旅館を活用するよう求めている。（石川友恵）
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June 18, 2020 at 07:00AM
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香川）災害時も「3密」注意 県が避難所指針 [新型コロナウイルス] - 朝日新聞社
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