読売テレビ
大阪市は７日、市立の小中学校と幼稚園の休校を今月末まで延長した上で、オンライン学習を支援するためにタブレット型の端末を小中全員に配ることを発表した。
大阪市の松井市長は市立の小中学校と幼稚園について、少なくとも今月末まで休校を延長することを明らかにした。一方で、１クラスを１５人以下にした上で、今月１１日から週１回から２回、登校日を設ける。
また、感染状況が悪化することに備え、今年度中に市立の小中学校に通うすべての子どもに、オンライン学習用のタブレット型端末を配ることを決めた。通信環境がない家庭にはＷＩＦＩを貸し出し、使用料は市が負担する。
松井市長は「コロナも特効薬ないから長引くことも想定しないといけない。そんな中で子どもたちが力を身につけるには、オンライン教育が必要」と話した。
さらに、大阪市は中学生までの子どもを持つ世帯に、子ども１人につき１万円を支給することも発表した。これらの新型コロナウイルス対策のための補正予算案は総額２１３億円で、財源は国からの補助金や市の貯金にあたる基金などを充てる方針。
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