新型コロナウイルスの感染拡大の影響で消毒用のアルコールが不足するなか、和歌山県の那智勝浦町は、消毒用の薬品を薄めて安全に使えるようにした消毒液を作り、町内の事業所に無料で配り始めました。
那智勝浦町が２日から配り始めたのは、町内の浄水場で水道水の殺菌に使っている「次亜塩素酸ナトリウム」を薄めた消毒液です。
浄水場に集まった町の水道課の職員は、次亜塩素酸ナトリウムの水溶液を容器に入れ、手荒れなどを考慮して安全に使える濃度まで水で薄めていました。
この消毒液は、すでに町役場でも机やカウンターなどを拭くのに使われていますが、品不足が続く中、町ではさらにホテルや飲食店など町内の事業所を配る対象にしたということです。
那智勝浦町防災対策室の寺元斉弘室長は、「ぜひこの消毒液を使って感染予防に努めてほしい」と話していました。
町手作りの消毒液は、平日の午前８時半から午後５時１５分まで役場で配られます。
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April 02, 2020 at 12:07PM
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町手作りの消毒液 事業所に配る｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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