新型コロナウイルスの感染防止対策をとる中、県内の公立高校入試の後期試験が行われ、約４１００人が試験に臨んだ。
きょう試験を行ったのは、全日制と定時制の県立高校に甲府商業高校を加えた２８校。
各校とも、新型コロナウイルスの感染防止に気を配りながらの実施となった。
甲府西高校では、受験生にマスクの着用を呼びかけ、各教室の出入口には消毒液を置いたほか、座席の間隔も広げる対策をとった。
県教育委員会によると、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者で受験できない生徒はいなかった。
ことしの後期試験の出題傾向について、県教委は「実社会での課題解決力の育成につながるよう社会の動きや身近な現象との関連付けを図った出題に配慮した」と説明している。
なお、韮崎工業高校では英語の試験中に担当者が終了１０分前のアナウンスを流さないミスがあった。
４つの会場の内、２会場では試験監督が口頭で残り時間を伝えたという。
学校は会場ごとに、平均点の偏りがないか確認し不利益がないように配慮するとしている。
合格発表は今月１２日。
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March 04, 2020 at 04:49PM
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