淡路島（兵庫県）に春を告げる新たな名物にしようと、同県南あわじ市の福良湾で養殖されている「淡路島サクラマス」が３月１日から解禁される。今年は島内４２店舗が８２種類のメニューを用意。新型コロナウイルスによる観光への影響が懸念されるが、趣向を凝らした料理で売り上げ１億円を目指す。
「淡路島サクラマス」としてのプロモーションは４年目で、南あわじ市で始まったプロジェクトは、昨シーズンから全島での取り組みとなった。昨年は３月１日～５月末に２万６千食、９１４６万円を売り上げた。
新たに参加する「ええとこどり下加茂店」（同県洲本市）はレタスとサクラマスを使う「淡路島サクラマスのタルタルお好み焼き」（１１００円）を提案。同じく初参加の「島らーめん食堂太陽亭」（同県淡路市）は手軽に食べられる「淡路島サクラマス天おにぎり」（５００円）を売り出す。
３月限定で「淡路島３年とらふぐ」とのコラボ丼も６種類用意。「絶景レストランうずの丘」（南あわじ市）ではウニや白子まで載せた「島の黄金箱」（３９６０円）が食べられる。
２８日に開かれたお披露目会で、店舗などでつくる実行委企画部の藤江明美さん（４９）は「気軽に楽しめるように予約なしでも食べられる店舗を増やした。新型肺炎でこれからの観光シーズンに不安は大きいが、頑張っていきたい」と力を込めた。（高田康夫）
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February 29, 2020 at 03:30AM
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淡路島サクラマス３月解禁 ８２種類のメニュー用意 - 神戸新聞
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