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Wednesday, November 17, 2021

(エスパルス奮橙記)地元強豪校から 待望の新戦力:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

森谷理・清水エスパルス広報部長

 全国高校サッカー選手権静岡県大会で静岡学園高校が優勝を飾り、2年ぶりに全国への切符を手にした。そのチームには、来季よりエスパルスに加入が決まっているMF川谷凪(なぎ)選手(3年)が所属している。同大会ではけがの影響もあり、なかなか出場機会を得ることができなかったが、決勝戦の終盤に出場。数分間だったが、ポストをたたくシュートを放つなど存在感を示した。

 スピードという天性の武器は備えていたが、1年生の時は、けがもあってなかなか練習できず技術の習得が足りなかったという。同校サッカー部の川口修監督は「3年生になってレベルが上がってきた」と評価。成長にともない決定力が上がったことが、エスパルススカウトの目に留まった。ちなみに、明るい性格でチームのムードメーカーであることも高評価につながったようだ。

 同校から新卒者の加入は1997年以来、実に25年ぶりとなる。ホームタウンの強豪校でありながら、これまで縁が無かった。有望選手が他クラブに加入し、活躍する姿を見るともどかしい思いが多少なりともあった。今回、待望の加入となったが、川口監督も「地元のエスパルスで活躍してもらいたい」と期待を込める。

 全国大会初戦は12月29日。徳島商業高校との対戦が決まった。多くのエスパルスサポーターが静岡学園を後押しすることだろう。2年ぶりの栄冠を引っさげてエスパルスに加入してくれることを願っている。(森谷理・清水エスパルス広報部長)

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