『ドラクエIV』の5章では、1~4章までのメンバーと勇者の8名で行動することになります。しかし戦うパーティは4名なので、選ばれなかった4名は馬車待機です。そこで今回は、『ドラクエIV』で馬車待機になりがちなメンバーをご紹介します。
弱い? 使いにくい?
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』は1990年にファミコンで発売されて以降、PS・DS・スマホアプリなどさまざまなプラットフォームで販売されました。『ドラクエIV』は、シリーズ唯一のオニムバス形式で進めていく流れになっています。
5章では1~4章で主人公だったメンバーが一堂に会して、8人で世界を救う旅に出ます。しかし戦えるメンバーは4人なので、残りの4人は馬車待機になります。どうしても固定メンバーで戦いがちになるため、待機場所である馬車からほとんど出ることのないメンバーも出てしまうのです。
●面白い技を駆使する商人トルネコ
3章から登場するトルネコは「くちぶえ」で敵を呼びよせたり、「たからのにおい」で宝物の数を知ることができたりする、便利な特技を持ったキャラクターです。しかし戦闘では4ターンに1回の確率で特殊行動をするなど、いまいち使いにくいキャラクターでもあります。
またトルネコが主人公の3章は一定のお金を稼げればクリアになります。そのため、武器屋で買う、妻のネネに武器を渡して売ってもらうという転売方法でクリアが可能です。戦闘をしない影響でレベルが上がらず、弱い状態でメンバーに加わるため、馬車待機になってしまいがちなのです。
●王宮の騎士ライアン
装備をそろえれば攻撃力、防御力、HPがある程度高くなるのですが、すばやさが遅いのが難点のキャラクターです。装備をそろえるためにお金がかかるのも問題点のひとつです。
その点同じアタッカーであるアリーナは多少防御力が低い難点はあるものの、素早く行動できるため、パーティに採用されやすいキャラです。会心の一撃率が高いのも魅力です。
またパーティーを4人で構成しなければならない同作では、主人公である勇者と、アリーナやライアンの役割が被ってしまうことも悩みどころです。物理アタッカーを増やしてしまうと、補助役や呪文系キャラを入れる枠を圧迫してしまい戦略の幅が狭まってしまいます。そのためライアンはパーティから外され、馬車メンバーになることが多いようです。
●アリーナに付き従う老人ブライ
ブライは攻撃力を上げるバイキルトを使える唯一のキャラクターです。しかし覚える攻撃呪文が少ないことや、全体的なステータスが低いので、魔法使いは攻撃呪文の種類が多いマーニャを選ぶことが多くなります。装備できる種類があまり多くないのも、パーティ入りしない理由のひとつと言えるでしょう
またバイキルトやルカナンなどの補助呪文を覚えるので、必要なときだけ馬車から出してあとは引っ込めてしまいがちになるようです。
●占い師でしっかりものの姉・ミネア
回復役として役立つミネアは5章で、すぐ仲間になるキャラクターです。しかし回復役としてはクリフトの方が強力な回復・補助呪文を覚えます。そのため、馬車待機になってしまいやすいのです。
フバーハやメガザルを使える唯一のキャラクターなので、ブライのバイキルト同様に援護が必要なときだけ使用するプレイヤーが多いようです。
下位互換や二番煎じなどのレッテルを貼られてしまいがちな不遇キャラたち。しかしクセのあるキャラを活躍させる戦略を考えることも「ドラクエ」シリーズの醍醐味でしょう。世話が焼けるキャラだからこそ、大活躍したときの喜びは他のキャラクターたちよりも大きいものかもしれません。
(マグミクス編集部)
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