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Tuesday, May 16, 2023

120種類の花に囲まれて オープンガーデン見頃 若狭町の坂口さん ... - 中日新聞

オープンガーデンを管理する幸男さん(左)と玉枝さん=若狭町気山で

オープンガーデンを管理する幸男さん(左)と玉枝さん=若狭町気山で

 若狭町気山の坂口幸男さん(78)方のオープンガーデンで、春の花を中心にデルフィニウムやビオラといった約百二十種類が咲き、訪れた人の目を楽しませている。いつでも自由に入って見ることができ、県外からも人がやってくるほどの隠れた名所となっている。妻の玉枝さん(74)は「花に囲まれて癒やしの時間を過ごしてほしい」と呼びかける。今月いっぱいが見頃。 (林侑太郎)

 自宅の横に広がるガーデンは約二百平方メートル。道路に面した入り口には高さ約一・五メートルのデルフィニウムが左右に並び、紫や白の花が出迎える。その奥には小さな紫の花びらがかわいらしいシザンサスが咲く。

 玉枝さんのおすすめは、大きな紫の花びら二つがウサギの耳のように見えるビオラや、直径約一センチの球形の黄色い花が群生する「花ほたる」と呼ばれるキク科の花など。釣り鐘のような形の花が咲くカンパニュラの仲間「涼姫」といった、市販では珍しい品種も咲き誇る。

 坂口さん夫婦は二十五年ほど前、今の場所に自宅を構えたのを機にガーデン造りを始めた。多くは一年草で今年は三月ごろから種をまいた。春の花が終わると夏の花に入れ替え、約八十種類が八〜九月に見頃を迎える。

 坂口さん宅は同町気山一九八で、宿泊施設虹岳島(こがしま)荘から南へ約三百メートル。二十、二十一日に町内で開かれるウオーキング大会「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」のコースでもあり、毎年大会をきっかけにリピーターになる人も多いという。

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