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Monday, April 10, 2023

MSD、15種類の肺炎球菌血清型に対応した沈降15価肺炎球菌結合型 ... - 日本経済新聞

発表日:2023年04月10日

15価肺炎球菌結合型ワクチン「バクニュバンス(R)水性懸濁注シリンジ」 新発売のお知らせ

MSD株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:カイル・タトル、以下 「MSD」)は、本日、15種類の肺炎球菌血清型に対応した沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)(以下、15価肺炎球菌結合型ワクチン)「バクニュバンス(R)水性懸濁注シリンジ」(以下「バクニュバンス(R)」)を発売いたしましたのでお知らせいたします。

「バクニュバンス(R)」は、15種類の血清型に対応した肺炎球菌結合型ワクチンです。高齢者又は肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる成人における肺炎球菌(血清型1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F、22F、23F及び33F)による感染症の予防を効能又は効果として、2022年9月26日に製造販売承認を取得いたしました。

肺炎は日本人の死因の第5位で、肺炎で亡くなる方の95%以上は65歳以上の高齢者が占めています(1)。そして、市中肺炎の原因菌で最も多いのが肺炎球菌です(2)。また、肺炎球菌への感染は体の抵抗力(免疫力)が弱まったときなどでも起こりやすく、65歳未満でも肺炎球菌に感染するリスクが高い疾患を有する方は注意が必要です。肺炎球菌結合型ワクチンは肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンと免疫原性の面で異なる特性を持ち、肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンとともに高齢者および肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる成人の肺炎球菌感染症予防に貢献することが期待されます。

1 厚生労働省 人口動態統計(確定数)2020年

2 日本呼吸器学会 成人肺炎診療ガイドライン 2017: 10

15価肺炎球菌結合型ワクチン「バクニュバンス(R)」は海外では「VAXNEUVANCE(TM)」として、2021年7月に米国[肺炎球菌(※)による侵襲性感染症の予防]で、2021年12月にEU[肺炎球菌(※)による感染症の予防]で18歳以上の成人に対する適応を取得しています。また、2022年6月に米国[肺炎球菌(※)による侵襲性感染症の予防]で、2022年10月にEU[肺炎球菌(※)による感染症の予防]で生後6週から17歳までの小児に対する適応を取得しています。日本では、2022年7月に小児に対する適応について承認を申請しています。

※ 血清型1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F、22F、23F及び33F

MSDは、1988年11月に23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン「ニューモバックス(R)」を、そして2006年11月には23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン「ニューモバックス(R)NP」を発売し、日本人の肺炎球菌感染予防に貢献してまいりました。MSDは、この度の「バクニュバンス(R)」の発売を通じて、高齢者および肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる成人における肺炎球菌感染症の新たな予防手段を提供し、日本人の健康にさらに貢献できるよう努めてまいります。

以上

*以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/652881/01_202304101638.pdf

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