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Tuesday, February 28, 2023

米消費者信頼感指数、2月は102.9に低下-市場予想下回る - ブルームバーグ

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米消費者の信頼感は2月に予想外に下げた。米民間調査機関のコンファレンスボードが発表した。足元の労働市場は堅調なものの、物価上昇と先行き不安の方が強かった。

キーポイント
  • 2月の米消費者信頼感指数は102.9に低下
    • エコノミスト予想の中央値は108.5
    • 前月は106.0(速報値107.1)に下方修正

  今後6カ月の見通しを反映する期待指数は69.7に低下し、昨年7月以来の低水準。現況指数は152.8に上昇した。

US Consumer Confidence Unexpectedly Declined in February | The decrease reflected mounting concerns about the outlook

上段:消費者信頼感指数、下段:消費者期待指数

出所:コンファレンスボード

  信頼感の低下は、向こう6カ月の雇用や所得、ビジネス環境に対する悲観の強まりを映した。インフレは多くが予想していたよりも長期化し、政策金利はさらに引き上げられる見通しとなっている。物価上昇が消費者の購買力を落としているだけでなく、積極的な金融引き締めが経済をリセッション(景気後退)に転落させるリスクもある。

  その一方で、人員削減はこれまでのところテクノロジーと金融の分野にほぼ集中し、失業率は53年ぶりの低水準となった。雇用が十分にあるとの回答比率は52%に大きく上昇し、昨年4月以来の高水準。職を得るのは困難との回答比率は小幅に下げた。

  大型家電や住宅、自動車の購入計画は後退し、旅行の意欲も落ちていることが明らかになった。

  コンファレンスボードの経済担当シニアディレクター、アタマン・オジルディリム氏は「物価高騰と金利上昇に直面した消費者は、支出縮小の早期兆候を見せているようだ」と述べた。

  1年先のインフレ期待(中央値)は低下した。

米PCE価格指数、予想上回る伸び-利上げ継続への圧力増す (3)

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: US Consumer Confidence Drops on More Pessimistic Outlook(抜粋)

 

(第4段落以降にチャートや統計の詳細、発表元のコメントを追加します)

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