パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニック IS)は23日、2種類の大学向けLMS製品、「Resonant LMS XP」と「Canvas LMS SaaS」を提供開始した。
教育現場では「学修者本位の教育」を実現するためのDXに注目が集まっており、LMSの高度化やAIによる学習行動分析を行う大学が増えてきている。こうした社会背景を受け、同社はLMS領域に新たに本格参入し、学習分析に強みを持つレゾナント・ソリューションズ社(大分県大分市)のResonant LMS XPと、容量無制限で大規模組織に適した米国Instructure社のCanvas LMS SaaSの提供を開始した。
Resonant LMS XPは、学生一人ひとりの学修の過程や成果をデータとして蓄積することで、「学びの振り返り」「最適な学修支援」「教え方の見直し」など、学生のレベルに合った学生主体の学習体験を実現する。また、オープンソースLMS「Moodle」の標準機能をさらに使いやすいように機能を追加し、ユーザーインターフェイスをカスタマイズしている。
Canvas LMS SaaSは容量無制限なので動画作成や配信にも適しており、同系列の大学・高校・中学や大学内の学部・学科別にテナントを分けての運用もできる。クラウドサービスなので短納期での導入が可能で、シンプルな画面で直感的に使用できる。
同社では2025年度末までに30校への導入を目指している。
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