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Monday, December 12, 2022

福島第一原発1号機の内部 別の3種類ロボットで調査本格化へ|NHK 福島県のニュース - nhk.or.jp

「燃料デブリ」の状態をより詳しく把握しようと、今月6日に再開した福島第一原発1号機の格納容器の内部調査について、東京電力は、第1段となる4日間のロボット調査を終え、収集したデータの解析を進めています。
来月以降も別の3種類のロボットを投入し、調査を本格化させる計画です。

東京電力は、ことし2月から6月にかけて1号機の格納容器の内部調査を実施し、「燃料デブリ」の可能性が高い堆積物を計測し、原子炉を支える土台「ペデスタル」の損傷状況などを撮影しました。

今月6日に再開した調査はこれに続くもので、来年3月にかけて4種類のロボットを投入し、「燃料デブリ」の状態をより詳しく把握するのがねらいです。

東京電力によりますと、今月9日までの4日間の調査ではセンサーを搭載したロボットで堆積物が放つ放射線の種類を8か所で測定したということで、このうち2か所の分析結果と評価を年内にも公表するとしています。

さらに来月以降は別の3種類のロボットを相次いで投入し、堆積物の採取や、堆積物の3Dマッピングによる解析、それに、これまで調査が及んでいなかった「ペデスタル」内部の撮影を試みるなど、調査を本格化させる計画です。

東京電力は、今後の調査について「堆積物にどれだけ燃料が含まれているか明らかにすることが最も重要だ。ペデスタルの外にデブリがあふれている場合は、どう取り出すのかという点で重要な知見となる」としています。

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