11月の有効求人倍率は全国平均で1.35倍と、前の月から横ばいとなり、ことしに入ってから続いていた上昇は10か月で止まりました。
厚生労働省によりますと、仕事を求める人、1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、11月は全国平均で1.35倍でした。
有効求人倍率は、ことしに入って10か月連続で上昇していましたが、今回は横ばいでした。
都道府県別の有効求人倍率を就業地別に見ると、高かったのは、
▽福井県の2.02倍
▽島根県の1.87倍
▽山口県の1.80倍
低かったのは、
▽神奈川県の1.09倍
▽沖縄県の1.10倍
▽大阪府の1.11倍でした。
企業からハローワークに出された新規求人は、去年11月と比べて8.7%増加し、産業別では、
▽宿泊業・飲食サービス業がプラス21.2%
▽卸売業・小売業がプラス13%と高くなりました。
厚生労働省は「新型コロナの感染の再拡大や円安・物価高の影響によっては人員が過剰になるおそれがあるとして、思い切った募集にまで踏み切れないという企業もある。ただ、現場の声を聞くと、企業の採用意欲は維持されるとみられ、今後の動きを注視したい」としています。
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