慶応大のグループは、アルツハイマー病による認知症と、ほかの原因による認知症を見極める手法を開発した。脳へのたんぱく質の異常な蓄積を画像化できる陽電子放射断層撮影(PET)検査を2種類使う。原因に応じて適切な薬に変えるなど、診療が改善できる可能性がある。
アルツハイマー病は認知症の6割以上をしめ、記憶障害が進行して、理解や判断力が低下していく病気だ。脳にアミロイドベータ(Aβ)とタウという2種類のたんぱく質が異常に蓄積するが、確認がむずかしい。通常は記憶の検査や、脳の萎縮をみるMRI検査などで総合的に診断する。アルツハイマー病と診断されてもほかの病気とわかることもあり、診断を改善する方法が探られている。
グループは、AβとタウのPET検査によって診断が変わるか、認知機能に応じて三つに分けた対象者たちを調べた。
認知機能が正常な40人では…
からの記事と詳細 ( 2種類のPET検査でアルツハイマー病の診断改善? 107人で調査:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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