大阪市は22日、新型コロナウイルスの感染拡大で冷え込む消費喚起策として、市内の小売店などで使える「プレミアム付商品券」を発行すると発表した。プレミアム率は30%で、1口1万円で1万3千円分の買い物ができる。購入申し込みは9月16日から。
市によると、市内在住者以外も購入できるが、購入希望が発行口数を上回った場合は市内在住者を優先し、抽選で購入対象者を決める。最大購入口数は1人4口で発行口数は176万口。
市の専用ホームページやコールセンター(050・5527・7279)から購入でき、利用にあたっては、決済アプリ「region PAY」による電子商品券か、2次元コード付きの商品券かを選べる。利用は11月1日から来年2月28日まで。
市はまた、今年12月末まで取り扱い店舗を募集しており、飲食店や宿泊・旅行業を除く市内の小売店やサービス業などが対象となる。
松井一郎市長は記者団に「利用可能な事業者を幅広く設定した。多くの店舗に参加してもらいたい」と述べた。
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