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Sunday, March 27, 2022

島の最後の産直市、別れ惜しむ 感謝込め30種類の特産品販売(Sデジオリジナル記事) - 山陰中央新報社

 隠岐の島町五箇地区の住民グループが同町郡の町農村環境改善センターで12年前から続けてきた産直市「こぞって市」が27日、最後の定例市を開いた。長年の感謝の気持ちを込め、来場者に地元特産の「こさぎ汁」を振る舞った。

 定例市は地産地消を促そうと、五箇こぞって会(15人)が月2回開催。周辺の農家が野菜を持ち寄るほか魚介類や水産加工物などを安価で販売することから、毎回、町民に愛されてきた。同センターの管理者が交代することや同会メンバーの若返りを図るため定例市をやめ、今後は予約販売を検討する。

大鍋で振る舞われるこさぎ汁=島根県隠岐の島町郡、町農村環境改善センター

 最後の市には約30種類の特産品を販売し、カメノテやフジツボを入れたこさぎ汁100食分を来場者に振る舞った。汁の名前の「こさぎ」とは、...

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