2022年1月11日、ファミ通は、2021年の国内家庭用ゲームソフト(パッケージ版のみ)とハードの売り上げを合計した“2021年国内家庭用ゲーム市場規模”を公開した。
2021年国内家庭用ゲーム市場規模は3613.9億円を記録。ゲームソフト販売本数はNintendo Switch用ソフト『モンスターハンターライズ』が1位を獲得した。
以下、リリースを引用
ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング2021年年報 2021年国内家庭用ゲーム市場規模は3,613.9億円。
・累計2000万台突破後も群を抜いた人気は健在、Nintendo Switchが2年連続で500万台を超える販売。
・ソフトランキングの首位は「モンスターハンターライズ」!続く「ポケモン」もダブルミリオンで不動の人気を証明。
ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2021年の国内家庭用ゲームソフト(パッケージ版のみ)とハードの売上速報をまとめました。集計期間は2020年12月28日~2021年12月26日です。
市場規模比較
2021年(52週)
- ハード:2028.7億円
- ソフト:1585.2億円
- 合計:3613.9億円
2020年(52週)
ハード:1856.6億円
ソフト:1817.2億円
合計:3673.8億円
昨年対比
ハード:109.3%
ソフト:87.2%
合計:98.4%
※ソフトはパッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)のみの推計(ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含まず)
※2020年の集計期間は、2019年12月30日~2020年12月27日
各ハードの販売台数
(累計販売台数の集計期間は各発売日~2021年12月26日/単位:台)
Nintendo Switch(※1)
- メーカー名:任天堂
- 発売日:2017/3/3
- 推定年間販売台数:5,579,127
- 推定累計販売台数:22,919,501
プレイステーション5(※2)
- メーカー名:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日:2020/11/12
- 推定年間販売台数:968,185
- 推定累計販売台数:1,223,335
Xbox Series X|S
- メーカー名:日本マイクロソフト
- 発売日:2020/11/10
- 推定年間販売台数:97,234
- 推定累計販売台数:128,658
プレイステーション4(※3)
- メーカー名:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日:2014/2/22
- 推定年間販売台数:104,054
- 推定累計販売台数:9,394,944
ニンテンドー3DS(※4)
- メーカー名:任天堂
- 発売日:2011/2/26
- 推定年間販売台数:28,540
- 推定累計販売台数:24,587,448
※1:Nintendo Switch Lite、有機ELモデルを含む合計値です。
※2:プレイステーション5 デジタル・エディションを含む合計値です。
※3:プレイステーション4 Proを含む合計値です。
※4:ニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DS、Newニンテンドー2DS LLを含む合計値です。
2021年家庭用ゲームソフト販売本数 TOP10
(累計販売本数の集計期間は各発売日~2021年12月26日/単位:本)
1位『モンスターハンターライズ』
- ハード:Switch
- メーカー:カプコン
- 発売日:2021/3/26
- 推定年間販売本数:2,350,693
- 推定累計販売本数:2,350,693
2位『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』
- ハード:Switch
- メーカー:ポケモン
- 発売日:2021/11/19
- 推定年間販売本数:2,313,115
- 推定累計販売本数:2,313,115
3位『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』
- ハード:Switch
- メーカー:KONAMI
- 発売日:2020/11/19
- 推定年間販売本数:1,266,477
- 推定累計販売本数:2,499,500
4位『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2021/2/12
- 推定年間販売本数:971,418
- 推定累計販売本数:971,418
5位『リングフィット アドベンチャー』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2019/10/18
- 推定年間販売本数:904,685
- 推定累計販売本数:2,991,690
6位『マリオカート8 デラックス』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2017/4/28
- 推定年間販売本数:815,174
- 推定累計販売本数:4,272,357
7位『Minecraft』
- ハード:Switch
- メーカー:日本マイクロソフト
- 発売日:2018/6/21
- 推定年間販売本数:708,670
- 推定累計販売本数:2,411,591
8位『あつまれ どうぶつの森』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2020/3/20
- 推定年間販売本数:704,134
- 推定累計販売本数:7,082,237
9位『マリオパーティ スーパースターズ』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2021/10/29
- 推定年間販売本数:628,538
- 推定累計販売本数:628,538
10位『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2018/12/7
- 推定年間販売本数:610,964
- 推定累計販売本数:4,624,138
※パッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)のみの推計(ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含まず)
2021年の国内家庭用ゲーム市場について
2021年の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが昨年対比109.3%の2,028.7億円、ソフトが同87.2%の1,585.2億円、合計で同98.4%の3,613.9億円となりました。ハード市場は2年連続のプラスで、合計ではほぼ前年並みの規模を維持しています。
年間ソフトランキングの首位は、「モンスターハンターライズ」(カプコン/2021年3月26日発売/Switch)が獲得しました。約3年ぶりのシリーズ最新作として発売を迎えましたが、パッケージ版の集計だけでも235.1万本を販売しています。
また、2位には、231.3万本を売り上げた「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」(ポケモン/2021年11月19日発売/Switch)が登場。11月の発売ながら年末商戦で順調に数字を伸ばし、首位まであとわずかと迫りました。3位には、「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」(KONAMI/2020年11月19日発売/Switch)がランクイン。2021年の年間販売本数は126.6万本と、前年(123.3万本)を上回る息の長い売れ行きを見せています。
ハード市場では、Nintendo Switchが3機種合計で557.9万台を販売し、5年連続の年間販売台数トップとなりました。2021年5月末には国内の累計が2000万台を突破するなど、家庭用ゲーム市場を支えています。一方、世界的な半導体不足の影響を受け、日本でも通年にわたってプレイステーション5とXbox Series X|Sの品薄が継続。そのため、プレイステーション5は96.8万台、Xbox Series X|Sは9.7万台と、いずれも本来の需要に応じた数字とは言い難い結果となっています。
2022年は、年始の1月から「Pokémon LEGENDS アルセウス」(ポケモン/2022年1月28日発売予定/Switch)の発売が予定されており、ビッグタイトルの登場で一層の盛り上がりが期待されます。さらに、家庭用ゲーム市場でもフリー・トゥ・プレイ(F2P)やサブスクリプションといったプレイスタイルやマネタイズなどさまざまな形の多様化が進む中で、さらなる市場規模の拡大に注目が集まります。
(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)
※本データを記事で使用する場合は、出典が「ファミ通」である事の明記をお願いします。
※本調査データは、 KADOKAWAグループのシンクタンクである角川アスキー総合研究所が調査し、KADOKAWA Game Linkage に提供しています。
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