11日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場（気配値）は、米雇用統計後の米長期金利上昇と日経平均株価の続伸を受け、1ドル＝112円台半ばで強含んでいる。正午現在、112円53～54銭と前週末（午後5時、111円95～95銭）比58銭のドル高・円安。
前週末の米国時間では、9月の米雇用統計後の米金利上昇を受け、ドルは111円台後半から112円台前半に水準を引き上げた。週明けの東京時間は日経平均の上昇や実需の買いに支援され、2018年12月以来の112円台半ばに到達。正午に向けては112円50銭前後で小動きとなっている。
市場では「リスクオンの中でドルも売られており、現在の材料では112円台後半では上値が重い」（国内銀行）と一層の上値追いは限定的との声が聞かれた。
ユーロも対円、対ドルともに上昇。正午現在、1ユーロ＝130円21～21銭（前週末午後5時、129円28～35銭）、対ドルでは1．1570～1571ドル（同1．1546～1550ドル）。（了）
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