12日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まったが、その後は小幅安に転じている。前週末9日終値に比べ40円程度安い2万9700円台前半まで弱含む場面があった。米経済活動の正常化期待から前週末9日のダウ工業株30種平均が過去最高値を更新した流れを受け、買いが先行したが、戻り待ちの売りに押された。国内機関投資家による期初の益出し売りによる需給悪化への警戒も残っているという。
米国では新型コロナウイルスのワクチン接種が加速している。国内でも12日から高齢者を対象としたワクチン接種が始まる。ワクチンの普及期待は一定の相場の支えとなっている。
日経平均は4月に入り、3万円台を上回る場面があったが、いずれも短期的にとどまっている。上値の重さが意識されており、上昇局面では売りを急ぐ投資家が多いという。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
今期純利益が前期比67%増との見通しを発表した安川電が大幅安。前期が過去最大の赤字となったイオンも下げている。アドテスト、エムスリー、ファナックも安い。一方、東芝が大幅高。ソフトバンクG、ファストリ、KDDI、資生堂が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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