世界最大規模の新車の展示会、北京モーターショーが中国で始まりました。感染対策の成果を強調する中国では新車の販売の持ち直しが続いていて、会場では各メーカーが電気自動車など最新モデルのアピールに力を入れています。
北京モーターショーは、ことし4月に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり26日、5か月遅れで開幕しました。
感染症対策として会場の入り口では、最近、感染した人の近くにいたことがあるか、履歴を調べるなどして、緑、黄、赤の3色で示す「健康コード」をスマートフォンの画面に表示するよう求めています。
出展台数は780台余りと、例年に比べて規模はやや縮小していますが、モーターショーは欧米で中止が相次いでいて、主催者は、ことし世界で唯一開催される主要なモーターショーだとしています。
中国の自動車市場は感染拡大の影響で大きな打撃を受けましたが、政府の経済対策の効果を背景に新車の販売台数はこのところ5か月連続で去年の同じ月を上回り、持ち直しの動きが続いています。
このため、自動車メーカー各社は中国での販売拡大を図りたい考えで、中でも中国政府が導入を後押ししている電気自動車やプラグインハイブリッド車などの「新エネルギー車」の競争が激しくなっていることから、会場では、電気自動車の性能や最新の運転支援機能などのアピールに力を入れています。
からの記事と詳細
https://ift.tt/2FURqBQ
ビジネス
No comments:
Post a Comment