農地を整備して作られた兵庫県姫路市のハス園では、さまざまな種類のハスの花が見頃を迎えています。
この園は、姫路市の食品会社が畑や田んぼとして使っていた土地を整備して作ったもので、おととしから無料で開放しています。
およそ１.２ヘクタールの園内では、６種類のハスの花が見頃を迎えています。
このうち「古代のハス」と呼ばれる大賀ハスは、２０００年以上前の地層から見つかった種をもとに育てられた品種です。
また、「美中紅（びちゅうこう）」という品種は、花の縁がピンク色に染まっているのが特徴です。
ハスの花は早朝に咲き、午後には閉じてしまうため、雨が降るなか朝早くから多くの人が訪れ、見頃を迎えた花を楽しんでいました。
４歳の息子と訪れた４０代の女性は「きれいな花を見ると、子どもが喜ぶので連れてきました。香りも良くて晴れやかな気分になります」と話していました。
園を管理する食品会社の家永明久さんは、「新型コロナウイルスのせいで気持ちが沈みがちですが、癒しになればと思います」と話していました。
このハス園では、今月末ごろまで見頃が続くということです。
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July 10, 2020 at 09:56AM
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