輸入車[2020.06.16 UP]
3種類のボディタイプが選べる欧州製ミニバンの代名詞
日本では1998年に初めて導入されたメルセデス・ベンツ Vクラス(初代)は、堅牢なボディとアレンジ自在なシートを備え、これまで独自のプレミアムミニバン市場を牽引してきた。その後、2003年、2015年にフルモデルチェンジし、現在は3代目となるW447型となっている。
W447型は、日本専用に開発されたパワフルな2.2L 直4ディーゼルターボエンジンの搭載、用途に応じて選べる3種類のボディタイプ(標準/ロング/エクストラロング)、そして、欧州車らしいしっかりとしたボディで長距離走行が快適なことが特徴としてあげられる。
ちなみに2019年10月に登場した最新モデルでは、すでに定評ある2.2L 直4ディーゼルターボエンジン(最高出力 163馬力/最大トルク 38.7kgm)に加え、特別仕様車「V260 アバンギャルド ロング」に2.0L ガソリンターボエンジン(最高出力 211馬力/最大トルク 35.7kgm)が搭載された。
この新型Vクラスでは、メルセデス伝統のFRレイアウトが採用されている。そのメリットはクラッシャブルゾーン確保による安全性の向上と、前輪の切れ角増大による取りまわし性の向上。また、積載量や乗員人数に関わらず駆動力が路面に伝わるため、走行安定性にも寄与している。
実際、とくに感心するのは高速走行。日本製ミニバンは渋滞時の静粛性などには優れているが、連続した高速走行ともなるとボディのフロア剛性の不足から、とくに2列目シートからブルブルと低級な振動が発生することがある。一方、今回紹介するVクラスにそういったことは皆無。さすがはアウトバーンを有する国の車両だということがわかる。
また、新型Vクラスでは優れた安全装備も「歩行者検知機能付き アクティブブレーキアシスト」、「アダプティブハイビームアシスト・プラス」、「3点式シートベルト一体型シート」、「360度カメラシステム」、「アクティブパーキングアシスト」などが標準装備されている。※レーダーセーフティパッケージはオプション設定。
まさに、プレミアムミニバンとして完成度の高いVクラスは、違いのわかる大人にふさわしい1台。また、今なら試乗キャンペーンが行われているので、そのクオリティと走りのよさを体感してみてはいかがだろうか?
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June 16, 2020 at 03:15PM
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