新型コロナウイルスの影響で花の需要が落ち込む中、鳥取県北栄町の生花店では、母の日にあわせて、ＳＮＳのライブ配信による白いバラの販売が行われました。
この生花店では結婚式などのイベントで装飾やブーケに使われる白いバラを取り扱っていますが、新型コロナウイルスの感染拡大でイベントの自粛が続く中、需要が大幅に落ち込み、生産農家からも経営が苦しくなっているといった声が寄せられているということです。
このため、10日は母の日にあわせて、カーネーションではなく白いバラを買ってもらおうと、３種類の白いバラ合わせて160本を仕入れ、ＳＮＳのライブ配信による販売を行いました。
白いバラは通常、１本300円から500円と高値ですが、現在は150円程度にまで値下がりしているということで、店員がスマートフォンに向かって３種類のバラの特徴を紹介すると、配信動画を見ていた人たちから注文が寄せられていました。
生花店の店長の根鈴啓一さんは「品質のよい花の活用の場が失われているので、生産者を助けたいという思いで行いました。動画配信することで、お客さんにとっても安心して商品を買ってもらえるので、今後も続けていきたい」と話していました。
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May 10, 2020 at 05:26PM
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コロナで需要落ち込む白バラ 母の日にライブ配信で販売 鳥取 - NHK NEWS WEB
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