Pages

Thursday, June 30, 2022

WAON、マイナポイント第2弾スタート。抽選で追加1.5万ポイント - Impress Watch

dalamlima.blogspot.com

イオンは、「マイナポイント第2弾」で6月30日からスタートした「健康保険証としての利用申込み」「公金受取口座の登録」事業において、電子マネー「WAON」での申込み受付を開始した。

アプリ「iAEON」のWAONやモバイルのWAONを含め、すべてのWAONでマイナポイント事業への申込みが可能となる。マイナポイント第2弾では、WAONで健康保険証としての利用申込みと公金受取口座の登録を申込みすると、各7,500WAONが付与される。付与されたWAONは、97万カ所以上のWAON加盟店で買い物などに利用できる。

マイナンバーカードを持って、イオンの店舗に設置の「マルチメディアコピー機」やスマートフォン向けの「WAONマイナポイント申込アプリ」で申込みできる。

8月31日までの期間中は、マイナポイント事業に申込みした「WAON」(WAON付帯のカード含む)で5,000円以上利用し、「健康保険証としての利用申込み」もしくは「公金受取口座の登録」を行なった人を対象に抽選でWAON POINTが当たるキャンペーンも実施する。

景品は1等15,000ポイントが1,000名、2等1,500ポイントが10,000名。健康保険証、公金口座ダブル登録の場合は応募口数2口となり、iAEONで同じWAON番号を登録するとさらに1口加えた最大3口の応募が可能となる。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( WAON、マイナポイント第2弾スタート。抽選で追加1.5万ポイント - Impress Watch )
https://ift.tt/n84wIDv
ビジネス

【新店】世界初の自動調理ロボットによる8種類の“スパゲッティ”が楽しめる専門店 - NEWSCAST

株式会社プロントコーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:竹村典彦)は、2022年6月30日(木)、世界初のパスタ自動調理ロボット「P-Robo」導入の新業態「エビノスパゲッティ」1号店を東京・丸ビルにオープンいたしました。

オープン初日の様子

オープン初日の様子

「P-Robo」開発背景は、外食産業の人手不足とプロントの強みである「パスタ」の美味しさ追求。「P-Robo」を導入した新業態「エビノスパゲッティ」は、常に熟練の調理技術を再現できるため、高品質な商品を、1食あたり最速45秒で調理が可能です。「速さ」だけではなく、「美味しさ」にもこだわり、メニュー毎に、加熱温度、加熱時間、調理スピードを変え、8種類のこだわりの“スパゲッティ”を提供しています。また、店名「エビノスパゲッティ」は、イタリア語「e vino(エビノ)」で「~とワイン」から命名。お食事だけでも、お酒だけでも利用できるお店を目指しています。

「エビノスパゲッティ」メニュー表(一部)

「エビノスパゲッティ」メニュー表(一部)

■「エビノスパゲッティ」について
「エビノスパゲッティ」は、お食事だけでも、お酒だけでも楽しめるスパゲッティ屋。世界初※1のパスタ自動調理ロボット「P-Robo」を搭載することで、高温調理でオリジナルソース・具材・スパゲッティを一気に絡めて仕上げ、こだわりの「アルデンテ」食感の維持と素材本来の香りを活かした熱々スパゲッティを最速45秒で調理し、提供いたします。まさに「速さ旨さに秘密あり。」とは「P-Robo」導入の「エビノスパゲッティ」だからこそ実現できる味なのです。

■店舗名 「エビノスパゲッティ 丸ビル店」
■所在地 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディングB1F
■店舗規模 32席
■営業時間 11時~22時30分 
■定休日 無(施設に準ずる)
■Instagram @e_vino_spaghetti
※1 注文に応じて麺の茹で、具材・ソースの供給、調理、鍋の移動・洗浄を自動で行うシステム(特許第7007764号)は世界初の技術。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 【新店】世界初の自動調理ロボットによる8種類の“スパゲッティ”が楽しめる専門店 - NEWSCAST )
https://ift.tt/DE9sUAK

Wednesday, June 29, 2022

パーティーゲーム「ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド」本日発売。50種類のミニゲームを最大4人で対戦できる - 4Gamer.net

 ユービーアイソフトは本日(2022年6月30日),パーティーゲーム「ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド」PS4/Nintendo Switch/Xbox One向けに発売した。価格はPS4/Nintendo Switch版が4840円(税込),Xbox One版が4850円(税込)。Nintendo Switch版のみパッケージ版が用意される。なお後方互換機能により,PS5やXbox Series Xでも楽しめる。
画像集#001のサムネイル/パーティーゲーム「ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド」本日発売。50種類のミニゲームを最大4人で対戦できる

 本作は,西遊記からインスピレーションを受けた世界をラビッツたちが冒険するタイトル。パーティーゲームを進めながら,ラビッツの仲間たちと一緒に天竺への旅に出かける「アドベンチャーモード」では,4つのチャプター50種類のミニゲームが楽しめるという。

 また最大4人でローカルプレイが可能で,2対2のチーム戦や個人戦で対戦できる。直観的な操作ができるほか,任意のミニゲームでカスタムゲームを組むことや難度をカスタマイズができるため,年齢を問わず遊べるとのこと。

 なお,Nintendo Switch版では,モーションコントロールでパーティープレイが楽しめるようだ。

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>



『ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド』本日発売!
50種類のミニゲームやコミカルなキャラクター達が登場!


ユービーアイソフト株式会社は 、『ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド』が 、Nintendo Switch、Xbox One、PlayStation 4向けに本日発売したことを発表いたします。後方互換性によりXbox Series X|S、PlayStation 5でもプレイ可能です。

『ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド』はマルチプレイヤーパーティーゲームで、ラビッツたちは西遊記からインスピレーションを受けた世界を旅します。おちゃめなキャラクターや4つのチャプター、ミニゲーム 50種類をお楽しみいただけます。最大4人でローカルプレイが可能で、2対2のチーム戦や個人戦で対戦します。任意のミニゲームでカスタムゲームを組むことも可能です。また難易度のカスタマイズや直観的な操作が可能なため、ファミリーでもお楽しみいただけます。

画像集#001のサムネイル/パーティーゲーム「ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド」本日発売。50種類のミニゲームを最大4人で対戦できる

【ゲーム概要】
・50種類のミニゲームで遊べる
最大4人でのローカルマルチプレイが可能。2対2のチーム戦か個人戦のデスマッチで対戦します。「ミニゲームモード」ではお気に入りのゲームを選んでパーティープレイを楽しめます。

・ラビッツと伝説の西遊記の旅へ
「アドベンチャーモード」ではパーティーゲームを進めながら、ラビッツの仲間たちと一緒に天竺への旅にでかけよう! 4つのチャプターにまたがる西遊記の物語を、面白いミニゲーム、コミカルな演出やキャラクターとともに楽しむことができます。

・家族みんなで楽しめる
『ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド』はプレイして楽しいだけでなく、ハチャメチャなキャラクター達を見ているだけでも楽しめます。
難易度の調整と直感的な操作により、誰でもプレイすることができます。更にNintendo Switch版ではスムーズで正確なモーションコントロールでパーティープレイが楽しめます。

『ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド』 商品概要
公式サイト: https://www.ubisoft.com/ja-jp/game/rabbids/party-of-legends
価格: 4,840円(税込) ※Xbox 版:4,850円(税込)
プラットフォーム: パッケージ版/ デジタル版 Nintendo Switch
デジタル版のみ PlayStation 4 / Xbox One / Xbox Series X|S(後方互換性)
/PlayStation 5(後方互換性)
発売日: 2022年6月30日
プレイ人数: 1〜4人
CERO: A
権利標記:(C)2022 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Rabbids, Ubisoft and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( パーティーゲーム「ラビッツ:パーティー・オブ・レジェンド」本日発売。50種類のミニゲームを最大4人で対戦できる - 4Gamer.net )
https://ift.tt/8aMb2So

「Apex Legends」をGPU 21種類で性能検証! - PC Watch

Apex Legendsの検証では、トレーニングモードの一定コースを移動した際のフレームレートを測定。実際の対戦プレイより負荷は軽めだが、テストでは安定して同じ負荷をかけられることが重要になるためこの方法を採用した

 本連載では、GeForceとRadeonシリーズのGPUを多数使い、特定のゲームのフレームレートを一斉比較していくことで、どのGPUが自分にとってのベストチョイスであるかを示していく。第1回目はバトルロイヤルFPSの定番「Apex Legends」だ。

 用意したGPUは主にハイエンドからミドルレンジでGeForceは14種類、Radeonは7種類の合計21種類のビデオカードだ。取り上げるGPUとそれを搭載するビデオカードの製品名およびスペックは、使用したPCの環境も含めて、記事の最後にまとめている。

 テストの条件だが、画質はすべて最高に設定。NVIDIA Reflexは無効とした。さらにこのゲームは標準設定だとフレームレートが最大144fpsなので、「+fps_max unlimited」コマンドで制限を解除。これで最大300fpsまで向上できる。

Apex Legendsのグラフィックス設定

画質はすべてもっとも高い設定にしている
Steam版なら起動オプションに「+fps_max unlimited」と入力することで144fps制限を解除可能だ

 このゲームはベンチマークモードが用意されていないので、トレーニングモードの一定コースを移動した際のフレームレートをCapFrameXで測定。フルHDと4Kの平均フレームレートを掲載する。

【使用ドライバ】
NVIDIA : GeForce Game Ready 516.40
AMD : Adrenalin 22.5.2

 プレイヤーがどのフレームレートを求めるかでベストなGPUは変わる。4K/144Hzのゲーミング液晶と組み合わせてプレイするなら、GeForce系ならRTX 3070 Ti以上、Radeon系ならRX 6800以上がよいだろう。

 フルHD/240Hzの液晶など、解像度よりもフレームレート優先でプレイするなら、GeForce系ならRTX 3060 Ti以上、Radeon系ならRX 6600 XT以上がオススだ。

 なお、先述した通り、このゲームは最大300fpsまでしか出ない。そのため、フルHDでのプレイなら平均299fps以上のGPUはオーバースペックと言える。

 GPUのグレードが下がるごとに段々とフレームレートは落ちていくが、注目したいのはGeForce系ならRTX 3060 TiとRTX 3060、Radeon系ならRT 6700 XTとRX 6600 XTだ。どちらもほかのGPUグレード間に比べて、フレームレートの落ち込みが大きい。シェーダー数が減っているのはもちろん、メモリバス幅が前者は256bitから192bitに、後者は192bitから128bitに狭まっているのが大きく影響していると見られる。ゲームで高フレームレートを出すには、メモリバス幅が重要なのが分かるポイントだ。

 一般的なモニターのリフレッシュレートは60Hzだ。そのため、ゲームでは60fps出ることが快適なプレイの目安となっている。その点ではApex Legendsはそれほど重いゲームではなく、RTX 3050とRX 5500 XT以外は4Kでも十分快適にプレイできる平均フレームレートが出ている。フルHD解像度ならどのGPUでも普通にプレイするには問題ないと言える。

使用PCはCore i9-12900K搭載のマウスコンピューター「G-Tune XP-Z」

 この連載で使用しているPCはマウスコンピューターのハイエンドゲーミングPC「G-Tune XP-Z(プレミアムモデル)」だ。

マウスコンピューターの「G-Tune XP-Z(プレミアムモデル)」。メモリはDDR4-3200が32GB、ストレージには1TBのNVMe SSDと4TBのHDDを搭載。価格は56万9,800円から

 CPUはCore i9-12900K(16コア24スレッド)、マザーボードはZ690チップセット、CPUクーラーは36cmクラスの簡易水冷を採用しており、ビデオカードの性能測定をする上でCPUが可能な限り、ボトルネックにならないようにしている。電源も1,200Wとこちらもどのビデオカードと組み合わせも不安のないものだ。

 なお、CPUのパワーリミットについてはLong Duratin Power Limit(PL1)が125W、Short Duratin Power Limit(PL2)が241Wに設定されていた。

使用したビデオカード一覧

 ここで使用している多くのビデオカードは定格クロックで動作しているが、一部OCモデルも含まれている(GPU一覧表のブーストクロックが括弧内のクロックよりも高いものがOCモデル)。

 ASUSのROG STRIXシリーズにはBIOS切り換えスイッチが搭載されているが、すべてパフォーマンス用の「Pモード」に設定。ツールを使うことでブーストクロックをより高められる製品もあるが、今回はツールを使わず、すべてデフォルト状態でテストを実行した。

 また、NVIDIAのResizable BAR、AMDのSmart Access Memoryは有効にできるGPUはすべて有効にしている。

【表】使用GPU一覧
GPU 製品名 シェーダー数(CUDA・SP) メモリバス幅 ビデオメモリ ブーストクロック
(定格)
カード電力
(定格)
GeForce RTX 3090 MSI GeForce RTX 3090 VENTUS 3X 24G 10,496 384bit GDDR6X 24GB 1,695MHz
(1,695MHz)
350W
(350W)
GeForce RTX 3080 Ti MSI GeForce RTX 3080 Ti VENTUS 3X 12G 10,240 384bit GDDR6X 12GB 1,665MHz
(1,665MHz)
350W
(350W)
GeForce RTX 3080 MSI GeForce RTX 3080 VENTUS 3X 10G 8,704 320bit GDDR6X 10GB 1,710MHz
(1,710MHz)
320W
(320W)
GeForce RTX 3070 Ti MSI GeForce RTX 3070 Ti VENTUS 3X 8G 6,144 256bit GDDR6X 8GB 1,770MHz
(1,770MHz)
290W
(290W)
GeForce RTX 3070 MSI GeForce RTX 3070 VENTUS 2X OC 5,888 256bit GDDR6 8GB 1,755MHz
(1,730MHz)
220W
(220W)
GeForce RTX 3060 Ti ZOTAC GeForce RTX 3060 Ti 8G GDDR6 HDMI/DP*3 4,864 256bit GDDR6 8GB 1,665MHz
(1,665MHz)
200W
(200W)
GeForce RTX 3060 ZOTAC GeForce RTX 3060 12G GDDR6 HDMI/DP*3 3,584 192bit GDDR6 12GB 1,777MHz
(1,777MHz)
170W
(170W)
GeForce RTX 3050 メーカー不明 GeForce RTX 3050 2,560 128bit GDDR6 8GB 1,777MHz
(1,777MHz)
130W
(130W)
GeForce RTX 2080 SUPER ASUSTeK ROG-STRIX-RTX2080S-A8G-GAMING 3,072 256bit GDDR6 8GB 1,830MHz
(1,815MHz)
250W
(250W)
GeForce RTX 2080 ASUSTeK ROG-STRIX-RTX2080-O8G-GAMING 2,944 256bit GDDR6 8GB 1,860MHz
(1,710MHz)
245W
(215W)
GeForce RTX 2070 SUPER ASUSTeK ROG-STRIX-RTX2070S-A8G-GAMING 2,560 256bit GDDR6 8GB 1,800MHz
(1,770MHz)
215W
(215W)
GeForce RTX 2070 ASUSTeK DUAL-RTX2070-O8G-MINI 2,304 256bit GDDR6 8GB 1,650MHz
(1,620MHz)
175W
(175W)
GeForce GTX 2060 SUPER ASUSTeK DUAL-RTX2060S-O8G-EVO-V2 2,176 256bit GDDR6 8GB 1,695MHz
(1,650MHz)
184W
(160W)
GeForce RTX 2060 ASUSTeK DUAL-RTX2060-O6G-EVO 1,920 192bit GDDR6 6GB 1,755MHz
(1,725MHz)
183W
(160W)
Radeon RX 6900 XT ASUSTeK TUF-RX6900XT-T16G-GAMING 5,120 256bit GDDR6 16GB 2,335MHz
(2,250MHz)
300W
(300W)
Radeon RX 6800 Radeon RX 6800リファレンスカード 3,840 256bit GDDR6 16GB 2,105MHz
(2,105MHz)
250W
(250W)
Radeon RX 6700 XT Radeon RX 6700 XTリファレンスカード 2,560 192bit GDDR6 12GB 2,615MHz
(2,581MHz)
230W
(230W)
Radeon RX 6600 XT ASUSTeK ROG-STRIX-RX6600XT-O8G-GAMING 2,048 128bit GDDR6 8GB 2,607MHz
(2,359MHz)
160W
(160W)
Radeon RX 5700 XT ASUSTeK TUF 3-RX5700XT-O8G-GAMING 2,560 256bit GDDR6 8GB 1,905MHz
(1,905MHz)
225W
(225W)
Radeon RX 5600 XT ASUSTeK ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING 2,304 192bit GDDR6 6GB 1,750MHz
(1,560MHz)
150W
(150W)
Radeon RX 5500 XT ASUSTeK DUAL-RX5500XT-O4G-EVO 1,408 128bit GDDR6 4GB 1,845MHz
(1,845MHz)
130W
(130W)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 「Apex Legends」をGPU 21種類で性能検証! - PC Watch )
https://ift.tt/LaXyiDf

世界最軽量約599g/最薄7.2mmで第12世代Core搭載13.3型OLEDタブレット!「FMV LOOX 90/G」 - PC Watch

FMV LOOX 90/G

 前回は強そうなゲーミングノートPCをご紹介したが、今回は世界最軽量で世界最薄なWindowsタブレットをご紹介したい。もちろん特徴はこれだけでなく、第12世代Core、そしてパネルに13.3型OLEDを採用した気合いの入ったマシンだ。

薄くて軽くてAlder LakeでOLEDなWindowsタブレット!

 今回ご紹介する「FMV LOOX 90/G」は、富士通パソコン誕生40周年の記念モデルの1つ。加えてLOOXブランドは11年ぶりの復活とのことだ。余談になるが、LOOXと言えば、その昔(2000年)、TransmetaのCrusoeというちょっと変わったプロセッサを搭載したLOOX Sを思い出す。当時結構気に入っており持ち歩いたものだ。改めて調べると8.8型で1kgを切る……まではいいのだが、クロック533MHzでメモリ128MB/HDD 10GB(笑)。約20年の進歩は凄まじいと改めて思った次第。

 技術的な詳細は以前のニュースレポートにかなり詳しく載っているので、興味のある人は合わせてご覧いただきたい。筆者もこの記事が載った時「お!」っと思った1人だ。

 特徴は冒頭で書いたように、世界最軽量599g、世界最薄7.2mm。にも関わらず第12世代Coreプロセッサ、そして13.3型OLEDを搭載。加えてペンにも対応している。持ち歩きが主なユーザーであれば、これだけパワーワードが並べば気になるのではないだろうか。

 店頭モデルとしては上位と下位2種類用意されており、今回手元に届いたのは上位モデル、そしてオプションのペンとキーボードカバー。主な仕様は以下の通り。

富士通「FMV LOOX 90/G」の仕様
プロセッサ Core i7-1250U(10コア12スレッド/3.5~4.7GHz/キャッシュ 12MB/TDP 9W)
メモリ 16GB/LPDDR4X-4267
ストレージ SSD 512GB
OS Windows 11 Home(64bit)
ディスプレイ 13.3型OLED 1,920×1,080ドット(16:9)、光沢、10点タッチ対応
グラフィックス Intel Iris Xe Graphics、Type-C
ネットワーク Wi-Fi 6対応、Bluetooth 5.1
インターフェイス Thunderbolt 4 Type-C×1、USB 3.1 Type-Cx1、約207万画素前面Webカメラ/約1,258万画素背面カメラ(AF)、4スピーカー/2マイク
センサー 加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー、ジャイロセンサー
バッテリ/駆動時間 35Wh(リチウムイオン)/約12.0時間
サイズ/重量(タブレット時) 307×190×7.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量599g(本体のみ)/742g(スタンド装着時)
そのほか 防滴IPX2/防塵IP4X、Office Home and Business 2021。FMV LOOXペン(アクティブ静電結合方式/AES2.0)やFMV LOOX キーボードはオプション
税込価格 21万9,780円(富士通WEB MART/ペン、キーボード含まず)

 プロセッサは第12世代Alder LakeのIntel Core i7-1250U。2022年第1四半期にリリースされたばかりでこの連載で扱うのは初。10コア12スレッド。Pコアが2基、Eコアが8というこれまでにはなかった(スマホのSoC的な)構成となる。クロックは3.5〜4.7GHz。キャッシュは12MB、TDPは9W(ターボ時29W)。

 メモリはLPDDR4X-4267で16GB。PCMark 10のSystem Informationだと2GB×8となっていた。ストレージはSSD 512GB(PCIe)。OSはWindows 11 Home。21H2だったので、その範囲でWindows Updateを適応し評価した。

 グラフィックスはプロセッサ内蔵Intel Iris Xe Graphics。外部出力用にType-Cを備えている。ディスプレイは13.3型OLEDのフルHD(1,920×1,080ドット)。光沢ありで10点タッチ対応だ。個人的には縦横比は16:9ではなく、せめて16:10が欲しかったところ。

 ネットワークはWi-Fi 6対応、Bluetooth 5.1。そのほかのインターフェイスは、Thunderbolt 4 Type-C×1、USB 3.1 Type-C×1、約207万画素前面Webカメラ/約1,258万画素背面カメラ(AF)、4スピーカー/2マイク。オプションでFMV LOOXペン(アクティブ静電結合方式/AES2.0)やキーボードカバー(FMV LOOX キーボード)にも対応。センサーは加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー、ジャイロセンサーを搭載。

 なお本機ではUSB Type-CでほかのPCと接続して、接続側のキーボード/マウスをLOOX側でシームレスに使用できる「デュアルPCモード」、外部ディスプレイとして使用できる「セカンドディスプレイモード」、LOOXをペンタブレットとして使う「ペンタブレットモード」を備えた「クリエイティブコネクト」アプリが用意されている。

 35Wh(リチウムイオン)バッテリを内蔵し、駆動時間は最大約12.0時間。サイズは307×190×7.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量599g(本体のみ)/742g(スタンド装着時)。この重量(本体のみ)と厚みは世界最軽量/世界最薄とのこと。防滴IPX2/防塵IP4X対応もポイントが高い。

 Office Home and Business 2021プリインストールで価格は21万9,780円(富士通WEB MART/キーボード含まず)。薄型/軽量などプレミアム部分に加え、第12世代Core i7、16GB/512GB、OLEDだからということもあるが、感覚的には少し高めだろうか。

 なお下位モデルは、Core i5-1230U/8GB/256GBで18万1,280円。参考までにFMV LOOX ペン/13,200円(キャンペーン価格8,200円)、FMV LOOX キーボード/21,780円(キャンペーン価格16,780円)。直販では5G対応モデルも用意されている。

 筐体(主に裏)は高強度アルミの削り出しユニボディでメタリックな濃いグレー。このスペックで598gは確かに軽いが、普段使っているiPad Pro 12.9が682g(Wi-Fi)/6.4mmなので、それほど感動はなく、ちょっと軽いかな!?程度(底面積もあまり変わらない)。あくまでもPCとしては薄くて軽い……っといったところ。

 またキックスタンドカバーやキーボードを付けると、ほかのタブレット同様、どんどん重くなる。キックスタンドは本体内蔵型にほしかったが、重量の関係で省いたのだろうか。

 前面はパネル中央上にWindows Hello対応のWebカメラ。フチは広くはないもののそれなりにある。左側面にType-C×2、両サイドのスリットにスピーカー。右側面はスピーカーのみ。上側面は電源ボタンと音量±ボタン。下側面の写真はないがキーボード用の接点、背面右上にカメラがある。付属のACアダプタはサイズは約9×4×2.7cm、重量187g、出力5V/2A、9/2A、15V/3A、20V/2.25Aの45Wタイプ。もちろんPDなので他の同規格のものでも充電可能だ。背面のキックスタンドは着脱式のカバー兼。重量140gなので本体と合わすと739gとなる。

 13.3型OLEDのディスプレイは、ぱっと見で色が綺麗なのが分かる。さすがOLEDっと言ったところ。明るさ、コントラスト、発色、視野角すべて文句なし。

 DisplayCALを使い特性を測定したところ最大輝度は385cd/平方m。写真を観るのに適していると言われる明るさ120cd/平方mは、最大から-4が146cd/平方m、-5が106cd/平方m。従って前者で計測。sRGB 100%、黒色輝度はOLEDなので0cd/平方mと真っ黒。リニアリティもほぼほぼ揃っている。検証結果のPDFも興味のある方はご覧いただきたいが、ΔE(適正値からの振れ幅)も少なくなかなか優秀なパネルが使われている。

Whitepoint / White Level
100% sRGB
測定結果/R・G・Bのリニアリティ

 Web会議などで最近出番が増えた前面カメラは約207万画素と画素数が多めだが色はイマイチだ。背面カメラはサンプルをご覧いただければわかるように、このクラス(Windows PC)のカメラとしてはまぁまぁだが、スマホやAndroid/iPadOSハイエンドタブレットの背面カメラには負けている印象だ。

背面カメラサンプル(4:3)

 オプションのキーボードカバーは、机などにぺったり付くタイプなので、少し浮かすタイプのようにふわふわした打鍵感ではなくしっかりタイピングできる。主要キーのキーピッチは約19mm。特に歪な並びもない。欲を言えばバックライトが欲しかったところ。もちろんタッチパッドや画面のタッチもスムーズだ。

 ペンはワコムと共同開発した「Wacom Linear Pen」を世界で初採用(AES 2.0プロトコル)。いろいろな改良により扱いやすくなっているとのこと。ペンには疎い筆者でも確かに「あれ?反応いいな!」と思ったほどだ。

 ノイズはファンレスなので皆無だが、問題は発熱。バッテリ駆動時と電源供給時でプロセッサの作動が変わるのか(通常TDPは9Wだがターボパワー時29W)、前者だと気持ち暖かくなる程度だが、後者は少し使うと裏の左側(カメラのある方)が熱を持ち出し、連続して使うと全体に熱が伝搬。結構な熱を持つ。搭載しているプロセッサがUタイプとはいえ、第12世代なのでAndroidやiPadなどに搭載するSoCと比較すると、内部的に工夫してもそれなりの発熱があるのは、仕方ないかもしれない。

 サウンドは後一歩パワーが欲しいところだが、Windowsタブレットとしては鳴る方だろうか。4スピーカーなので縦位置のステレオに期待したものの、聴いた範囲では横位置のみがステレオとなり、この点は残念。また3.5mmジャックがないのも惜しい。

 以上からも分かるように“あくまでもWindows PCとしては”軽くて薄くて速い……となるが、ハイエンドタブレットをひっくるめて見ると、カメラやサウンド面などがやや劣る。よってホビー/家庭用ではなく、主にビジネス向けという位置付けだろう。

軽くて薄いのにハイパフォーマンス!

 初期起動時、壁紙の変更のみと国産メーカーの割にはシンプル。ただし壁紙が動的に切り替わる。構成がCore i7/16GB/SSDなので、タブレットと言え快適に作動する。もちろんキーボードを付けた時の使用感も申し分ない。

 ストレージはSSD 512GBの「SAMSUNG MZVLQ512HBLU」。ここによると、シーケンシャルリード3,100MB/s、シーケンシャルライト 1,800MB/s。CrystalDiskMarkのスコアもほぼそのまま出ている。C:ドライブのみの1パーティションで約472GBが割り当てられ空き441GB。BitLockerで暗号化されている。Wi-FiはIntel Wi-Fi 6E AX211 160MHz、BluetoothもIntel製だ。またカメラがIR対応なのが分かる。

起動時のデスクトップ。壁紙のみの変更と国産の割にシンプル
デバイスマネージャ/主要なデバイス。ストレージはSSD 512GBの「SAMSUNG MZVLQ512HBLU」。Wi-Fi 6E AX211 160MHz、BluetoothもIntel製だ。またカメラがIR対応なのが分かる
ストレージのパーティション。C:ドライブのみの1パーティションで約472GBが割り当てられている。BitLockerで暗号化

 主なプリインストールのソフトウェアは、「@メニュー」、「ふくまろゲームランド」、「AIノイズキャンセリング」、「Corel PaintShop」、「Corel WinDVD Lite」、「CyberLink PowerDirector 16 AVCHD」、「Disney+」、「ETDProperties」、「FMV-Cドライブバックアップガイド(PDF)」、「FMV-初期設定に戻すガイド(PDF)」、「FMVフォト&ミュージック」、「FMVポータル」、「McAfee Personal Securty」、「Wacom Notes」、「アップデートナビ」、「いつもアシストふくまろ」、「クイックメモ for Pen」、「クリエイティブコネクト」、「詐欺ウォール」、「スマホ音楽再生」、「スマホカメラ転送」、「スマホデータ転送」、「テレビ番組リンク」、「問い合わせ」、「富士通パソコンユーザー登録」、「筆ぐるめ29」、「富士通アドバイザー」……など。一部、本機の特性を考えると見直すべきでは?と思うようなアプリも入っている。この辺りは何とも国産的だ。

 もう1台のPCをUSBで接続して、セカンドペンタブレットなどとして使用するクリエイティブコネクトの推奨動作条件は、メモリやディスプレイは一般的(4GB/フルHD以上)、プロセッサは第8世代Core i3以上、AMD Ryzen 3 以上。Windowsは10または11の21H2以降。USBポートはUSB 3.0 Type-C以上、Thunderbolt 3以上となっている。テストで第5世代Core i5/Type-Aも使ってみたが(編集部としては保証しないが)作動はした。あくまでも推奨となる。

 当然接続するPC側にもインストールする必要があり、setup.exeはドキュメント/installerにあるので、それをコピーしてあらかじめセットアップしておく(もしくはネットワークドライブから起動)。あとは双方で起動しリンクすれば、画面のような状態になる。画面拡張の場合はLOOXメインか接続PCメインかを決める。共有はメニューを押すだけで作動する。

 使用感は、使うモードやどちらが拡張かにもよるが、いずれにしてもUSB使用の同種アプリと大きく変わる感じではなかった。

クリエイティブコネクト(1/4) / 準備を開始します
クリエイティブコネクト(2/4) / ネットワークの設定を変更します
クリエイティブコネクト(3/4) / 接続するPCでネットワークフォルダからinstaller/setup.exeを実行
クリエイティブコネクト(4/4) / 起動。作動モードを選ぶ
Wacom Notes

 筆者はたまたまMacとiPad Pro 12.9+Penを持っているので、Sidecar(Wi-FiだけでなくType-C接続にも対応している)、Universal Controlは日頃から、iPadのペンタブ化はたまに使っているが、さすがに初めからOSへ組み込まれているのと後付けでは、総合的な使用感は大きく異なる。Windowsも、そろそろこれらの機能が標準で欲しいところだ。

 ベンチマークテストは、PCMark 10、PCMark 8、3DMark、CINEBENCH R23、CrystalDiskMark、PCMark 10/BATTERY/Modern Office。少し前(4月)にご紹介した11世代Core i5-1130G7搭載の2in1@MateBook Eと比較すると、Cinebenchや3DMarkは速いが、PC Markはテスト内容によって勝ったり負けたりだった。

 PCMark 10/BATTERY/Modern Officeは推定9時間(明るさ、バッテリモードなどはシステム標準)。というのもなぜか6時間程度でアプリがエラー終了する(2回試した)。この時、バッテリ残30%ちょっと。従って9時間程度は持つだろう的な感じだ。仕様上約12時間なので、テスト内容を考慮すると無難なところだろうか。

【表】ベンチマーク結果
PCMark 10 v2.1.2563
PCMark 10 Score 3,847
Essentials 8,049
App Start-up Score 10,131
Video Conferencing Score 6,318
Web Browsing Score 8,147
Productivity 5,357
Spreadsheets Score 5,568
Writing Score 5,154
Digital Content Creation 3,584
Photo Editing Score 7,059
Rendering and Visualization Score 2,114
Video Editting Score 3,086
PCMark 8 v2.8.704
Home Accelarated 3.0 3,869
Creative Accelarated 3.0 3,577
Work Accelarated 2.0 2,990
Storage 5,001
3DMark v2.22.7336
Time Spy 993
Fire Strike Ultra n/a(途中で落ちる)
Fire Strike Extreme 1,326
Fire Strike 2,495
Sky Diver 7,902
Cloud Gate 11,181
Ice Storm Extreme 54,515
Ice Storm 66,124
Cinebench R23
CPU 3,975 pts(10位)
CPU(Single Core) 1,252 pts(3位)
CrystalDiskMark 6.0.0
Q32T1 シーケンシャルリード 3089.867 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 1610.971 MB/s
4K Q8T8 ランダムリード 505.184 MB/s
4K Q8T8 ランダムライト 321.839 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 326.941 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 308.475 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 51.449 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 126.661 MB/s

 以上のように富士通「FMV LOOX 90/G」は、13.3型OLED、第12世代Core i7、16GB/512GBを搭載し、世界最軽量約599g/世界最薄7.2mmをうたうWindowsタブレットだ。パフォーマンスやバッテリ駆動時間もなかなか。いろいろ付けると重くなるが、これはほかのタブレットでも同じことだ。

 縦横比が16:9、サウンドやカメラが今一歩だが、ペン対応も含め、これだけ詰め込んだ構成のタブレットPCはなく、用途にマッチすれば鬼に金棒だろう。こんなタブレットPCが欲しかった!というユーザーに是非使って欲しい1台だ。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 世界最軽量約599g/最薄7.2mmで第12世代Core搭載13.3型OLEDタブレット!「FMV LOOX 90/G」 - PC Watch )
https://ift.tt/IknrQoX
科学&テクノロジー

Tuesday, June 28, 2022

山形食材 × イタリアン × 4種類の「楯野川」のマリアージュ/日本酒「楯野川」ペアリングディナー会開催 - PR TIMES

 
  • アートとワインと美食を楽しめるイタリアンで、4種類の楯野川と厳選されたワインを堪能
ペアリングディナー会は、日本の旬食材を大切にする湯浅一生シェフによるニッポン・イタリアン「ISSEI YUASA」で開催いたします。「ISSEI YUASA」では、シェフが見つけた選りすぐりの食材を、イタリア料理の技法を駆使し、ここでしか味わえない一皿として味わえます。

今回は、山形県酒田市に蔵を構える楯の川酒造にちなんで、山形の食材を利用した特別なメニューをご考案いただきます。青と白を基調とした、邸宅のようなレストランで山形らしさを存分に味わえる、今回限りのスペシャルディナーを心ゆくまでご堪能ください。

「透明感がありつつ旨味もあるお酒」をテーマに、今回ご用意する予定の日本酒は、楯の川酒造珠玉のラインナップの4種類(SAKERISE「暁光」、極限、初代平四郎、上流)。これらの日本酒と厳選した複数のワインを組み合わせた内容となっており、それぞれのお料理に合わせてお楽しみいただけます。

楯の川酒造が得意とする“高精白” 日本酒と、 絶品イタリアンの相乗によって生まれるマリアージュを、どうぞご期待ください。

 

  • 楯の川酒造 醸造責任者の川名も参加・解説とともに、「楯野川」をじっくり味わえる

今回のペアリングディナー会には、楯の川酒造の醸造責任者を務める製造部部長・川名啓介が参加いたします。

川名の手で緻密に計算された酒質設計がもたらす味わいの妙。そして川名が追い求める理想の日本酒とは...。さらに、食事に華を添える日本酒を造る上で川名が思慮するポイントはなにか。

参加者の皆様と共にペアリングを楽しみながら、このようなご質問にお答えしつつ、特別な空間で造り手の思いや今後の展望などお話しできればと思っています。

 

  • 実施概要

【日時】
7月29日(金)①17時~/②20時半~
7月30日(土)①12時~/②18時~
※各回7名様まで/先着順で受付

【会場】
ISSEI YUASA(イッセイユアサ)

・住所
東京都 港区 西麻布 1-4-22 アートスクエア西麻布 1F
・交通手段    
東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩10分
東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩8分
 

【会費】
50,000円(サービス料および税込)

【予約方法】
ご予約に関しましては、直接店舗にご連絡ください。
・ISSEI YUASA 03-6804-1191

 

ISSEI YUASA シェフ 湯浅一生 氏
【プロフィール】
1984年、千葉県出身。エコール辻東京を卒業後、都内イタリア料理店に勤務し2011年に渡伊。トスカーナ州とエミリア・ロマーニャ州でイタリア郷土料理を学び2年後に帰国。【SALONE2007】【IL TEATRINO DA SALONE】を経て、2015年【BIODINAMICO】のシェフに就任。開業準備のラボ【湯浅一生研究所】を経て、2021年4月【ISSEI YUASA】のシェフになる。

■楯の川酒造株式会社 会社概要
会社名:楯の川酒造株式会社    所在地:山形県酒田市山楯字清水田27番地
代表者:佐藤淳平(六代目蔵元)    創業:天保三年(1832年)
公式HP:https://tatenokawa.com/ja/sake/
公式オンラインショップ:https://shop.tatenokawa.com/
公式Twitter:@tatenokawa  公式Instagram:@tatenokawa_sake  公式LINE:楯の川酒造
事業内容:酒類等製造販売(日本酒「楯野川」、焼酎・リキュール「子宝」、リキュール「ホームランまっこり」)
 

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 山形食材 × イタリアン × 4種類の「楯野川」のマリアージュ/日本酒「楯野川」ペアリングディナー会開催 - PR TIMES )
https://ift.tt/xYtpO7P

小型/静音でしかも高速!使い勝手抜群のスティック型SSD。USB 3.1対応品4種の特徴は? - PC Watch

4種類のスティック型SSDの特徴をチェックしてみた

 近年、性能の高さと小型であるという使い勝手のよさから再び注目を集めているのが、USB接続のスティック型SSDだ。昨今のPCの内蔵ストレージでよく採用されている高速/大容量のSSDをコンパクトなスティック型に収めることで、データの交換や一時保存に限らずさまざまな用途に活用できるようになった。

 今回はそんなスティック型SSDのうち、最大10Gbpsのデータ転送速度を誇るUSB 3.1(現USB 3.2 Gen 2、USB規格の表記方法についてはこちらの記事を参照)に対応した4製品をピックアップし、それぞれどんな特徴を持っているのかチェックしてみた。どれも高速であることには変わりないが、使い勝手やプラスアルファの要素でそれぞれに個性があるようだ。

性能は大差なし、自分好みの見た目と使い勝手で選ぼう

 どの製品も実用上は十分な性能を持ち、幅広い用途で活用できることに変わりはないが、デザインやわずかなサイズの違い、操作/構造の差などから、使い勝手としては異なるところがある。このあたりは見た目の好みとあわせて、人によって感じ方は変わってくるところだろう。

 そのため、スティック型SSDとしてどれが一番優れているかは決めがたい。しかしそれぞれの特徴から、可能な限りの小ささ/軽さを重視するか、デザイン性を取るか、耐衝撃性能の高さにメリットを見い出すか、といったような注目ポイントはあり、それらと自分の想定利用シーンを考えあわせて選択することはできそうだ。

 なお、いずれの製品についてもベンチマークテスト中に本体温度が極端に上昇するようなことはなかった。せいぜい指で触れたときにほんのり温かく感じることがあった、という程度で、高温による性能低下や故障は気にすることなく安心して使い続けられるはず。データ交換に、バックアップに、あるいはTV録画に、大いに活用していきたい。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 小型/静音でしかも高速!使い勝手抜群のスティック型SSD。USB 3.1対応品4種の特徴は? - PC Watch )
https://ift.tt/tHwrx0D
科学&テクノロジー

Saturday, June 25, 2022

夜明け前の空に太陽系の惑星勢ぞろい 東京都心でも観察 - 毎日新聞 - 毎日新聞

都心の夜明けの空に肉眼でも見られた惑星の位置。手前は隅田川=東京都台東区で2022年6月26日午前3時29分、手塚耕一郎撮影(魚眼レンズ使用)
都心の夜明けの空に肉眼でも見られた惑星の位置。手前は隅田川=東京都台東区で2022年6月26日午前3時29分、手塚耕一郎撮影(魚眼レンズ使用)

 地球を除く太陽系の全ての惑星が、夜明け前の空に勢ぞろいしている。26日の日の出前には、暗い天王星と海王星を除いた5惑星(水星、金星、火星、木星、土星)と月がほぼ一列に並んで輝く様子が、都心でも肉眼で観察できた。

 5惑星の中で金星や木星は非常に明るいため観察しやすい一方で、水星は太陽に近く、明るくなりゆく空に昇るため見つけるのが特に難しい。日の出の1時間ほど前から東北東の超低空に見え始めるが、すぐに空の明るさにかき消されて見えなくなる。

 27日未明は、水星の上約5度に輝く細い月を参考にすると見つけやすい。水星は今後さらに見かけ上太陽に近づき見えなくなるため、全惑星が見えるのは6月いっぱいになりそうだ。【手塚耕一郎】

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 夜明け前の空に太陽系の惑星勢ぞろい 東京都心でも観察 - 毎日新聞 - 毎日新聞 )
https://ift.tt/CbZ7yv4
科学&テクノロジー

サクランボ1粒4万円…「青森ハートビート」15粒入り、過去最高60万円で落札 - 読売新聞オンライン

dalamlima.blogspot.com

 デビュー4年目を迎えた青森県産サクランボ「ジュノハート」の初競りが25日、八戸市中央卸売市場で行われ、特に粒が大きな最高級品「青森ハートビート」1箱(15粒入り)は60万円(税別)で落札された。昨年の45万円を上回る過去最高額で、1粒あたり4万円の高値となった。

 15粒入りは50箱が競りにかけられ、青森ハートビートは3万~60万円、ジュノハートは1万5000~15万円の値が付いた。

 最高額で落札したのは、昨年と同じ千葉市の長塚青果。長塚京子社長は「生産者の思いが素晴らしく、よそにないサクランボ」と絶賛した。千葉県の百貨店で販売されるという。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( サクランボ1粒4万円…「青森ハートビート」15粒入り、過去最高60万円で落札 - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/6WLrtaV
ビジネス

はやぶさ2の試料 化学分析で新事実 「りゅうぐう」の砂、何を語る - 東京新聞

 探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「りゅうぐう」の砂の化学分析から、りゅうぐうの起源が分かってきました。砂の主な成分は、約46億年前に太陽系が誕生してから約500万年後、温度約40度の水と反応してできた鉱物でした。全体の重量の約7%という多量の水も含まれていました。今後の詳細な分析で、太陽系の起源にも迫れると期待されています。 (増井のぞみ)

 地球に落ちた隕石(いんせき)のうち「炭素質隕石」と呼ばれる種類は炭素や水を多く含む岩石で、りゅうぐうはこの隕石と同じ成分を持つと予想されていました。こういった水を豊富に含む小惑星が地球に落ちることで海ができたという説もあり、海の起源を探るという意味から「りゅうぐう」と名付けられました。

 化学分析の結果、りゅうぐうの砂は主に、水を取り込んだ岩石の「粘土鉱物」、炭酸水を取り込んだ「炭酸塩鉱物」、鉄と硫黄の化合物「硫化鉄」などでできていると分かりました。

◆40℃の「温泉」

 東京大の橘省吾教授(宇宙化学)は「これらの鉱物は約四〇度の水中で反応してできたと考えられる」と話します。当時のりゅうぐうはミネラルの豊富な温泉のような環境だったといいます。

 一方、初代はやぶさが微粒子を持ち帰った小惑星イトカワにはほとんど水が見つかりませんでした。北海道大の圦本尚義(ゆりもとひさよし)教授(宇宙化学)は「イトカワは八〇〇度にも加熱され、水が失われた可能性がある。りゅうぐうは一〇〇度以上にはなっていないようで残っている」と温度の違いを語ります。

 水(H2O)は、酸素原子(O)一つと水素原子(H)二つが結びついてできています。りゅうぐうの水分の大半は、水分子から水素が一つ抜けた形(OH)で鉱物の内部に含まれていました。砂を加熱すると、閉じ込められていた水が通常の形(H2O)になって水蒸気として出てきました。

 りゅうぐうの砂に水が含まれていることは分かりましたが、地球の海の水とは酸素の同位体比が違いました。酸素原子にはわずかに重さの違う三種類の同位体があります。それらの同位体がどういう比率で混じっているかを調べると、試料の砂と海水とでは比率が異なりました。圦本さんは「りゅうぐうと同じタイプの小惑星の水だけでは地球の海にならない。他のタイプの小惑星や彗星(すいせい)などに含まれていた水が混ざったのかもしれない」と話します。

 今後は水素原子も調べるといいます。圦本さんは「りゅうぐうを詳しく知ることで、海の起源にさらに迫れるだろう」とみています。

分析のためりゅうぐうの砂を選別する研究者=北海道大で(圦本尚義教授提供)

分析のためりゅうぐうの砂を選別する研究者=北海道大で(圦本尚義教授提供)

◆超レアで新鮮

 また、りゅうぐうの砂から見つかった六十六種類の元素の濃度は「イブナ型」と呼ばれる炭素質隕石の一種とほぼ同じでした。イブナ型は太陽系が誕生してまもない時期の痕跡を残していると考えられる重要な隕石です。太陽系全体の質量の99%を占める太陽と同じ組成と考えられています。ただ、非常に希少で、これまで地上で見つかった約七万個の隕石のうちイブナ型はたった九個しかありません。

 橘さんは「イトカワの試料は地上で最も多いタイプの隕石と同じ組成だった。今回は一番レアな隕石と同じ。隕石研究に大きく貢献できる」と話します。

 りゅうぐうと同じ組成の小惑星は、火星と木星の間の小惑星帯で最も多いと考えられています。なのにイブナ型の隕石が地上でほとんど見つからない理由は、「もろくて燃え尽きやすく地上まで到達していないから」と橘さんは推測します。

 地球のイブナ型隕石は、りゅうぐうの砂にない鉱物や倍以上の多くの水を含んでいます。これらは地球に由来すると考えられます。圦本さんは「イブナ型隕石が白っぽいのは、地球の水や鉱物で汚染されていたからだと分かった」と解説します。

 これに対しりゅうぐうは真っ黒なので、はやぶさ2が接近するときレーザーを照射して高度を測るのに苦労しました。元宇宙航空研究開発機構(JAXA)の照井冬人さんは「黒かったのは、地球で汚染されていなかったからか」と納得します。

 圦本さんは「りゅうぐうは新鮮なイブナ型隕石だと言える。りゅうぐうの元素組成を精密に調べることで、太陽系がどんな物質からできているかが、より正確に分かる可能性がある」と強調します。別の岡山大のグループは、りゅうぐうの砂から有機物のアミノ酸を検出しました。太陽系の起源にどこまで迫れるか、今後の研究が楽しみです。

関連キーワード



おすすめ情報

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( はやぶさ2の試料 化学分析で新事実 「りゅうぐう」の砂、何を語る - 東京新聞 )
https://ift.tt/3KhBqiN
科学&テクノロジー

サクランボ1粒4万円…「青森ハートビート」15粒入り、過去最高60万円で落札 - 読売新聞オンライン

dalamlima.blogspot.com

 デビュー4年目を迎えた青森県産サクランボ「ジュノハート」の初競りが25日、八戸市中央卸売市場で行われ、特に粒が大きな最高級品「青森ハートビート」1箱(15粒入り)は60万円(税別)で落札された。昨年の45万円を上回る過去最高額で、1粒あたり4万円の高値となった。

 15粒入りは50箱が競りにかけられ、青森ハートビートは3万~60万円、ジュノハートは1万5000~15万円の値が付いた。

 最高額で落札したのは、昨年と同じ千葉市の長塚青果。長塚京子社長は「生産者の思いが素晴らしく、よそにないサクランボ」と絶賛した。千葉県の百貨店で販売されるという。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( サクランボ1粒4万円…「青森ハートビート」15粒入り、過去最高60万円で落札 - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/z7BEMVX
ビジネス

円安のピークを、安易に推測するべきではない。「偽りの思惑」に惑わされ、虫のよい感情論に流されれば、日本に将来はない!|陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」 - ザイFX! - ザイFX!

dalamlima.blogspot.com

米ドル高・円安の進行が継続、円は変わらず最弱の通貨

 大きな流れとして米ドル高・円安の進行が続いている。

 円安なら当然、米ドル高と思われがちだが、ここで言う米ドル高は米ドル全面高であることを強調しておく必要がある。

米ドルVS世界の通貨 日足
米ドルVS世界の通貨 日足チャート

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足

 逆に言えば、米ドル全面高でも主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)が高値圏にあるから、円は最弱の通貨という位置付けは、まったくと言っていいほど変わっていない。

世界の通貨VS円 日足
世界の通貨VS円 日足チャート

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足

 先週(6月13日~)、「スイスショック」があった。スイス中銀の「大幅利上げ」がサプライズだったため、日銀も軌道修正を図るのでは、といった「偽りの思惑」が急浮上した。

 しかし案の定、日銀はまったく動かなかったから、また円売りの規定路線に戻り、米ドル/円はいったん136円後半へのトライを果たしたわけだ。

値ごろ感による判断が氾濫してきたが、日銀が現段階で政策変更することはない

 ここまで来て、また値ごろ感による判断が氾濫してきた模様だ。要するに、136円台を超える円安は行きすぎなので、日本政府が介入するとか、あるいは円相場の逆転とか、いろんな思惑が出てきた。

 しかし、前述の日銀に関する思惑と同様、本質的に「偽りの思惑」なので、惑わされるべきではない。

 スイスの「大幅利上げ」があっても、未だにマイナス金利であることがわかれば、日銀が今の段階において、また円が売られているからと言って政策変更するわけがないことを悟れる。

 円安が物価高をもたらしたことは間違いないが、物価高が日本の悲願であったことをまるで忘れたような、マスコミの「大騒ぎ」の方が見苦しい。

 デフレは諸悪の源。失われた20年、あるいは30年と言われた日本の停滞は、デフレを脱却できなかったことが根本的な原因であることは、周知のとおりである。

 その分、日銀もマスコミから常に叩かれてきたが、皆の悲願である物価高の傾向が定着しているように見えてくると(定着していくかどうかは、なお確信できないから)、日銀はまたひどく批判される。マスコミは、批判するだけでは、巷の庶民の感覚に迎合するばかりで、建設的な役割を果たせない。

何の代償も払わずに、デフレ時代から一気に「よいインフレ」時代になることなどあり得ない

 何回も言ってきたように、デフレ克服自体が大変難しく、その代償も大きいはずだ。何の代償や犠牲も払わずに、失われた20年、30年の停滞から一気にバラ色の「よいインフレ」時代入りを果たすなどということは、あり得ない。

この程度の円安や物価上昇を我慢できないなら、日本の若者に将来はないと言い切れる。

 円安にしても、物価高にしても、日銀緩和政策がもたらした当然の結果であり、今更いただけない云々と言うこと自体、どうかと思う。

 なにしろ、「量的、質的大規模緩和がかなり続いてきたにもかかわらず、物価はいまだに上昇してこない。日銀の大失敗」というのが、以前のマスコミの大体の論調であった。

 ところが実際に物価が上昇してくると、マスコミは手のひらを返すように、物価上昇による生活苦を訴え、また日銀批判を展開している。

 「円安が日本人を貧乏にする」、今度は大体このような論調を展開。悲しいことに、いわゆる識者の方々からでも、同調する声が多いのが現状である。

 しかし、少し冷静に考えれば、本来誰でもわかるように、日本人を貧乏にしたのは円安ではなく、デフレがもたらした、成長なしの失われた歳月であった。

 成長しなかった日本の通貨が買われた時期もあったが、それはしょせん偽りであった。

 成長の大前提であるデフレ環境からの離脱を実現するには、円安や物価高は当然支払われる代償の一部なので、それを乗り越えなければならない。

 成長なしで円高の市況のみ維持したい、あるいはデフレは脱却したいが、物価高が嫌といった「虫のよい」感情論に日本全体が流されると、将来はないに等しい。

 政治家みたいな言い方で申し訳ないが、要するに円安が一段と進行するにつれ、国全体が感情論に支配される恐れが大きく、場合によっては10年以上努力し、やっと兆しが見えた日銀の成果(まだまだ道半ば)を帳消ししてしまう可能性がある。

 為替相場における政府介入願望の強さに比例し、日本はまたデフレ脱出の好機をつかめなくなるリスクが増大していくから、危機はここにある。

仮に日本政府が為替介入するとなると、将来の円売りの土台を国民の税金をもって構築することになる

 相場の話に戻るが、要するにマスコミのあおり、またこれから選挙の焦点にもなりやすい円安の問題は、政治問題になりやすいから、巷の論調に迎合しやすい。

 このような雰囲気が強ければ強いほど、日本政府が単独でも為替相場に介入してしまう可能性を否定できない。

 もちろん、それは大きな間違いであるが、世論の強さに負ける形の間違いは、民主主義国家だからこそよく見られるパターンだ。

 為替介入の有無はともかく、政府や日銀がともに円安のデメリットを認めている目下、相場心理も大きく円安ピーク論に傾く。

 デフレ環境からの脱却が長年の悲願であったにもかかわらず、その兆しが見えてきた途端、物価高を円安のせいにして、政府がそれを抑制してほしいという世論自体、的を射ていないから、皮肉にも円安のピークは巷の想定よりはるかに遠いかもしれない。

世界の通貨VS円 月足
世界の通貨VS円 月足チャート

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 月足

 言ってみれば、長期スパンの視点では、マスコミのあおりを受け、日本国民の大半が円安を問題視すればするほど、値ごろ感による判断が正当化され、逆張りの円買いが行われやすいだろう。

 その結果、円安を阻止するのではなく、むしろこれから一段と円安の進行に寄与してしまうから、相場の構造が巷の心理を利用する形でさらに強化される恐れが大きい。

 そして、仮に日本政府の為替介入があれば、現時点の条件で言えば、失敗に終わると言い切れるだろう。

 日銀緩和策の継続(国債急落の恐れがあることから考えて、実際は継続せざるを得ない)、米の当面利上げ継続(実際は大幅な利上げ継続)の環境において、日本政府の単独介入があれば滑稽だ。愚行でしかあるまい。

 その分、将来の円売りの土台を国民の税金をもって構築することになるから、あってはならないと思う。

 いずれにせよ、円安のデメリットは確かに大きくなってきたが、世論に安易に流されるべきではないことと同様、円安のピークも安易に測るべきではない。市況はいかに。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 円安のピークを、安易に推測するべきではない。「偽りの思惑」に惑わされ、虫のよい感情論に流されれば、日本に将来はない!|陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」 - ザイFX! - ザイFX! )
https://ift.tt/yHg7TuF
ビジネス

Friday, June 24, 2022

電卓とメモ帳を一体化させた2種類の電子メモパッドがサンワダイレクトに登場|新製品|ニュース - MdN Design Interactive

「200-DH010BK」使用イメージ

サンワサプライ株式会社は、直販Webサイト「サンワダイレクト」で、2種類の新たな電子メモパッドの取り扱いを開始した。充電式のモデル「200-DH010BK」と、ボタン電池(CR2025)で動作するモデル「200-DH011BK」を用意。販売価格は各2,880円(税込)となっている。

両製品は、ペーパーレス化に役立つ電子メモパッド。6インチのメモパッド部に、付属のペンですらすらと書ける。筆圧を感知する機能も搭載。書き込んだメモは「リセットボタン」を押すことでパッと消え、誤削除防止のためのロック機能も用意されている。付属のタッチペンは、本体の側面に収納できる設計。持ち運びの際などの紛失を防止できる。

また、本製品の大きな特徴は、電子メモ機能とともに電卓も搭載されていること。各ボタンが独立していて押しやすく、12桁表示に対応している。本体サイズは約90(幅)×16(高さ)×151(奥行)mm、重量は約176gで、電子メモの消去可能回数は約5万回(理論値)。なお、電池式モデルの「200-DH011BK」には太陽電池が内蔵されており、ソーラー充電機能によって電池がなくなっても電卓機能は使えるが、電子メモパッド側は記入のみ可能となって消去はできない。


サンワサプライ株式会社
価格:オープン
URL:https://direct.sanwa.co.jp/
2022/06/24

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 電卓とメモ帳を一体化させた2種類の電子メモパッドがサンワダイレクトに登場|新製品|ニュース - MdN Design Interactive )
https://ift.tt/iTV9Sfa

Thursday, June 23, 2022

これぞ最強PCスピーカー!? クリプトン「KS-33」。KSシリーズを一気に聴く - AV Watch

KS-33

「パソコンまわりに置きやすい小ささで、音が良いアクティブスピーカーが欲しい」、「でも何十万円とかは無理、できれば10万円以下で」という皆さんこんにちは、私もそうです。

そんな我々にとって、以前から“小さな高音質アクティブスピーカー”を作り続けてくれているメーカーが、AV Watch読者にはお馴染みのクリプトン。日本の“ガチな”オーディオメーカーで、上はペア約100万円のピュアオーディオスピーカーを手掛けつつ、下は49,800円(税抜)のアクティブスピーカー「KS-11」もラインナップする、懐の深さが特徴だ。

そんなクリプトンから、“小さなピュアオーディオスピーカー”として、また注目の製品が登場した。6月24日から発売された、Bluetooth受信も可能な「KS-33」だ。価格は79,800円(税抜)と、KS-11よりちょっと高価だが、聴くと「ああ、これは完全にピュア用スピーカーだわ」と、納得できるクオリティを持っている。

KS-33

クリプトンの小型スピーカーの音を聴いた事がある人は、「おっ、どんな音かな?」と、興味を持つだろう。一方で、「ああ、写真は見たことあるけど聴いたことない」という人も多いはずだ。実は、それも無理はない。クリプトンのPCオーディオ向け「KSシリーズ」は“お店で聴けないスピーカー”だからだ。

もともと「KSシリーズ」は、クリプトンが「高級スピーカーばかり作っててもダメだ。気軽に良い音が聴ける価格とサイズのスピーカーを作らなきゃ、オーディオ業界が盛り上がるわけない!」と、コストパフォーマンスを重視して開発したシリーズだ。そのため、価格をとにかく抑えるために、あえて量販店には置かず、直販サイト限定で販売しているからだ。

要するに“気軽に聴けないスピーカー”なのだが、「PCスピーカーなのに超マニアックで、音が良くて、そこそこ安いヤツがあるらしい」と口コミで広まり、いつのまにか人気シリーズになった……というわけだ。

それゆえ、「興味はあるけど、どんなラインナップがあるのか知らない」とか「各モデルで音がどう違うの?」と気になっている人も多いはず。新モデルの「KS-33」を試聴すると同時に、10万円以下でクリプトンが展開している3機種「KS-55Hyper」(税抜99,800円)、「KS-33」(税抜79,800円)、「KS-11」(税抜49,800円)の違いや、どんな人にどのモデルがオススメかをまとめていく。

KSシリーズの違い

左からKS-55Hyper、KS-33、KS-11
モデル名 KS-55Hyper KS-33 KS-11
税抜価格 99,800円 79,800円 49,800円
筐体 フルアルミ フルアルミ 側板樹脂
それ以外アルミ
ユニット 30mmツイーター
64mmウーファー
64mmフルレンジ 64mmフルレンジ
DAC対応ファイル 192kHz/24bit LPCM
DSD128(5.6MHz)
192kHz/24bit LPCM 192kHz/24bit LPCM
出力 35W×4=140W 35W×2=70W 35W×2=70W
入力端子 USB2.0
ステレオミニ
光デジタル音声
USB2.0
ステレオミニ
光デジタル音声
USB2.0
ステレオミニ
光デジタル音声
Bluetooth
コーデック
SBC/AAC
aptX/aptX HD
SBC/AAC
aptX/aptX HD
SBC/AAC
aptX/aptX HD
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
109×203.4×159.5mm 87×105×176.5mm 89.5×105×176.5mm
重量 2kg(右)/1.9kg(左) 左右各約1.6kg 左右各約800g

3機種はいずれも基本的な機能として、USBでPCと接続して音を出すUSBスピーカーとして使える。再生できるデータは、PCMが192kHz/24bitまでで、KS-55HyperのみDSD128(5.6MHz/1bit)まで再生できる。

さらに、ステレオミニのアナログ音声入力と、光デジタル入力も搭載。普通のアクティブスピーカーとして活用したり、テレビの光デジタル音声出力と繋いで、テレビスピーカーとして使う事もできる。

KS-33の背面。光デジタル入力、アナログのステレオミニ入力も備えている
ポータブルオーディオプレーヤーとの有線接続も可能だ

加えて、Bluetooth受信もでき、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HDまでサポート。つまり、パソコンやテレビなどを使っていない時は、スマホとワイヤレスで接続して、Bluetoothスピーカーとしても使える。

見た目が“ザ・スピーカー”なので機能もシンプルかと思いがちだが、実は“デジタルオーディオシステム”的な製品であり、使ってみるとわかるのだが、日常生活でかなり活用シーンが多い製品でもある。

Bluetoothスピーカーとしても使える

新モデル「KS-33」の特徴

KS-33

ラインナップの大まかな違いをおさらいした上で、新モデル・KS-33を見ていこう。スピーカーの形状はKS-11と同じで、立ち位置としてはKS-11の上位モデルにあたる。

デザインと形状が同じなので、パッと見違いがわからない。しかし「何が変わったの? これ」と手でつかんで持ち上げてみると「!!」と、一発で違いがわかる。筐体の剛性がまったく違うのだ。

KS-33、KS-11

御存知の通り、一般的なPC用スピーカーの筐体はプラスチック製。剛性が低いので、指で叩くと「コンコン」「ポンポン」みたいな音がする。スピーカーは、ユニットが振幅して音を出すので、当然ながらその振動が筐体に伝わる。筐体の剛性が低いと、その振動により、筐体自身が“鳴って”しまい、プラスチックの響きが、音にプラスされる。これでは、音が良いわけがない。

そこで、エントリーモデルのKS-11は、筐体の中心、つまり前面~天面~背面~底面が、アルミの押し出しで作られている。ぶっちゃけこれはかなりお金がかかる。ピュアオーディオならわかる話しだが、PC用スピーカーとしては「え、そこまでやるの!」という“ガチさ”だ。

KS-11は前面~天面~背面~底面が、アルミの押し出しで作られている

ただ、アルミ製なのは筐体の中心だけで、両サイドの側板はモールド樹脂のパネルになっている。そのため、中心部分を指で叩くと「コツコツ」と“鳴かない”が、両サイドは「コンコン」と響いてしまう。

KS-11の側板はモールド樹脂

上位モデルKS-33は、ついにこの側板もアルミパネルにした。つまり、筐体全てがオール・アルミフレームになった。「なんだ、違いはそれだけか」と思うかもしれないが、大きなパーツをアルミで作るのは非常にコストがかかる。普通のメーカーであれば「オールアルミのPCスピーカー? そんなの高価過ぎて売れないよ」とボツになるところだが、「音が良くなるならやるしかない」と作ってしまう。ここがPC周辺機器メーカーではなく、“オーディオメーカー”らしいところだ。

KS-33は側面もアルミのパネルになった

KS-33とKS-11の側面を、指ではじいた時の音を動画で撮影した。どのくらい“鳴き”の違いがあるかを確認して欲しい

なお、搭載しているユニットはフルレンジで、デンマークTymphany(旧Peerless)の64mm径。これはKS-11とKS-33で違いはない。

ユニットはフルレンジで、デンマークTymphany(旧Peerless)の64mm径

こだわりは側板だけではない。KS-33はフルデジタル・アンプを、向かって右チャンネルの筐体に内蔵しており、そこから左チャンネルスピーカーへと、専用のケーブルで接続している。

このケーブルの長さが、KS-11に付属している2mから、KS-33では3mに長くなった。大画面テレビと組み合わせたユーザーから、「長さが足りない」という声が寄せられたからだそうだ。

KS-11付属の左右接続ケーブル

普通なら「左右ケーブルが長くなりました」「あ、そうですか」で終わりだ。しかし、「長くなると音が悪くなる……これはイカン!」と考えるのが、オーディオアクセサリーメーカーでもあるクリプトン。KS-33では、長くする代わりに、線材に高純度なOFC線を使った新しいケーブルを開発。以前の短いケーブルと比べ、「一層透明度の高い再生音になった」そうだ。

KS-33付属の左右接続ケーブルは長くなり、よりグレードの高いケーブルになった
左がKS-33付属のケーブル、右がKS-11付属ケーブル

こだわりはまだまだある。これはKS-11も同じなのだが、KS-33の底部には、大きなインシュレーターが3点支持で取り付けられている。普通のPC用スピーカーなら、何もついてないのが当たり前、ゴム足があったら良かったねレベルだが、クリプトンの場合は、ピュアオーディオ用インシュレーターとして普通に単品販売しているインシュレーターと同じ、「ネオフェードカーボンマトリックス3層材」と呼ばれるガチな素材を、低価格スピーカーにも投入している。

底面には大きなオーディオ用インシュレーター

カーボンの板は、硬い床に落とすと「カーン!!」と高い音で“鳴いて”しまう。そこで、三菱ガス化学が開発した「ネオフェード」という特殊な素材を、カーボン板とカーボン板のあいだに、サンドイッチのように挟んで3層構造にした。ネオフェードには、振動エネルギーを効率良く吸収し、熱エネルギーに変換する性質がある。カーボンに伝搬された振動を、ネオフェードで熱に変える事で、スピーカーの振動を、設置した机などに伝えない……という仕組みだ。

ほかにも、ACアダプターが音質重視で巨大とか、そこに刺さっている電源ケーブルが「これPCスピーカー用じゃないでしょ」とツッコミたいほどぶっといとか、細部のこだわりを挙げればキリがないのだが、こうした“オーディオの高音質化ノウハウ”をPCスピーカーに投入しまくったのが、KS-33というわけだ。

ACアダプターに刺さっている電源ケーブルも太くてガチなものだ

余談だが、リモコンも付属している。手が届く範囲に設置している場合はフロントパネルのタッチ操作が可能だが、離れた場所に設置してゆったり楽しむ時にはリモコン操作が便利だ。

付属のリモコン

KS-33とKS-11を聴き比べる

では、エントリー機のKS-11と、新登場の上位機KS-33で、どれだけ音が違うか聴き比べてみよう。ノートパソコンにUSB接続し、Amazon Music HDからハイレゾファイルを再生する。

まずはKS-11。私は普段、パソコン用スピーカーとしてKS-11を使っており、ほぼ毎日その音に触れているのだが、ぶっちゃけ、PC用スピーカーとは思えないほど音が良い。

KS-11

例えば、「藤田恵美/Best of My Love」を聴くと、冒頭のギターの質感描写が良い。ギターは、弦の震える金属質な硬い音と、その音を響かせる木製ギターの温かい音が重なって構成されているのだが、その音の質感の違いがちゃんと聴き取れる。筐体の剛性が高く、筐体が“鳴き過ぎていない”ため、個々の音の違いが描写できているわけだ。

フルデジタルアンプの採用でSN比も良く、ジャネール・モネイのアルバム「Dirty Computer」から「Make Me Feel」を聴くと、無音部分から、ズバッと切り込むような低域のビートがとにかく鮮烈。インシュレーターが振動を机に伝えないため、デスクトップ設置でも音場は広大で、そこに定位する音像の輪郭も明瞭。広がる空間に、音が飛び交うような感覚は、まさにピュアオーディオそのもの。「PC用スピーカーってこんなもんでしょ」という一般的なイメージを大きく超える驚きがある。

聴けば聴くほどKS-11は「よく出来たスピーカーだなぁ」と関心する。それゆえに、KS-33に対して、「ぶっちゃけ、側板をアルミにしただけで、そこまで音がグレードアップするのかな?」と不安も頭をもたげる。

KS-33

しかし、KS-33を再生した瞬間に「すいませんでした」と土下座した。

音が出た瞬間にわかるのが、情報量の増加とメリハリのアップだ。「藤田恵美/Best of My Love」のアコースティックベースが激変。低域の分解能がアップし、例えば「グォッ!」と低い音が音圧がたっぷり出てくるシーンでも、ベースの弦がブルブルと震える細かな音が、KS-33の方がかなりクリアに聴き取れる。

KS-11もKS-33も、パワフルで豊かな低音が出るのだが、その低音の中に、どんな音が含まれているかという見通しの良さが、KS-33の方が圧倒的に上だ。

KS-33

ジャズボーカルの「ダイアナ・クラール/月とてもなく」も、余分な響きが無い音のクリアさ、音像のシャープさに驚かされる。KS-11でも、リアルで生々しい描写であり、ボーカル音像の口の動きもよく見えると思っていたのだが、KS-33は開閉する口の中の湿り気まで伝わってくるほどリアリティがあり、聴いていてゾクゾクする。

側板がモールド樹脂からアルミになっただけで、ここまで変わると思っていなかったので、驚きの一言。筐体の“鳴き”が少なくなった事で、ユニットから放出された音が、そのままクリアに耳に届いた結果が、この違いなのだろう。

低音の見通しが本当に良い。「月とてもなく」では、アコースティックベースとピアノが共演しているが、ベースが「ブォン」と豊かに響く中で、ピアノの左手(低い音)の動きが鮮明に聴き取れる。KS-11では、ベースの低音に埋もれがちで、曖昧な部分が、ビシッとシャープに描写されるので聴いていて気持ちが良い。

関心するのが、こうした違いがありながら、KS-33が決して腰高な、高域寄りのバランスになっていない事だ。低域を微細に、膨らみを抑えてタイトに描写しながらも、必要な量感と、ズシンと沈み込む低音の深さはキッチリと維持しているので、低域の迫力や存在感が低下していない。KS-33の開発にあたっては、側板を変更するだけでなく、それに合わせて音のチューニングも改めて行なわれたそうで、その成果がキッチリ感じられる。

KS-11とKS-33の大きな違いは、低域のタイトさ、情報量の多さ、音の輪郭のメリハリアップなどだが、実は、音場とそこに定位する音像の“場所”にも大きな進歩がある。

例えば先程の「ダイアナ・クラール/月とてもなく」、KS-11で再生すると、音場がフワッと横に広がり、そこにベースやピアノが並び、中央にボーカル……という音像定位となる。しかし、KS-33で再生すると、中央のボーカルが1歩、いや、1.5歩ほどグッと前に出てくる。ボーカルの音がよりクリアに、生々しく聴こえたのは、情報量の増加と同時に、音像が前に出てきた事も関係している。

これにより、ボーカルと背後の楽器の配置が立体的になる。それだけでなく、ボーカルや楽器の音の余韻が、広がっていく空間に注目すると、KS-33の方が、明らかに奥行きが深い。ピアノの響きが「ゴーン」と奥まで届く様子を聴いていると、「俺の部屋ってこんなに広かったっけ」と思ってしまう。余分な響きが抑えられた事で、音場の描写能力もアップしたのだろう。

もちろん、この立体的なサウンドには、スピーカーを設置している机に振動を伝えない、高性能なインシュレーターの存在も寄与しているはずだ。

ただ、ここで注意したいポイントがある。“音の良さ”では、確かにKS-33の方が、KS-11より優れている。ただ、全ての音源でKS-11が負けているかというと、そうでもない。

例えば、Netflixで映画を見ている時などは、KS-11の方が低域の響きが多いため、「グォオオ!!!」と重厚なBGMの低音が押し寄せてくるクライマックスシーンや、アクションシーンの爆発などは音が派手で、ケレン味がある。「映画を見るなら、KS-11の方が迫力あって良いよね」と感じる人も多いだろう。

ただ、KS-33で同じ映画を見ると、重厚なBGMの中にいくつものストリングスが織り込まれている事に気づいたり、「バゴーン!!」という爆発音がよりハイスピードで、トランジェント良く描写され、その鋭さが迫力に繋がっていたりと、情報量の多さという魅力は揺るがない面もある。音にこだわる人はやはり、KS-33の方に軍配を上げるだろう。

試しにゲームもプレイしてみたが、迫力はKS-11、音が細かくてクリアで敵の足音などが聴き取りやすいのはKS-33だ

ちなみに、前述のようにKS-33は、左右スピーカーを接続する付属ケーブルがグレードアップしている。試しに、KS-11に付属しているケーブルに交換して聴き比べてみたが、確かにKS-33付属ケーブルにした方が、音場の広大さ、音像のシャープさが、より明瞭になった。この違いも、KS-33の高音質化に寄与している。KS-11ユーザーとしては、進化したケーブルの単品販売もお願いしたいところ。

KS-33とKS-55Hyperはどっちが音が良い?

KS-11とKS-33の比較で、“オールアルミか否か”で、音がだいぶ違うのは体感できた。では、KS-33と同じ“オールアルミ”で、より筐体サイズが大きく、さらにフルレンジユニットではなく、30mmのリングダイアフラム型ツィーターと、64mmウーファー(Tymphany製)の2ウェイ方式を採用した上位機KS-55Hyperと、KS-33を聴き比べたら、どっちが良いのだろか?

「そりゃ値段が高い上位モデルで、サイズも大きいし、ユニットも多いからKS-55Hyperの方が音が良いんでしょ?」と思うのだが、実際に聴いてみると、なかなかどうして、これがそう簡単な話しではない。

KS-55HyperとKS-33。どちらもオールアルミ

確かに、余分な響きの少ないタイトで情報量の多い中低域や、クリアで抜けの良い高音といったKS-33の特徴は、KS-55Hyperも兼ね備えており、上位モデルらしいピュアオーディオライクなサウンドになっている。

その上で、まず「KS-55Hyperが勝っているポイント」だが、強化されたバイアンプと、奥行きのある大きな筐体を活かして、低音の深さと、音圧の豊かさは、KS-33を上回っている。出力も35W×4で総合140Wと非常にパワフルであるため(KS-33は35W×2=70W)、パソコンの横に置いて、ニアフィールドで聴くだけでなく、テレビの前に設置して部屋に映画の迫力サウンドを響かせる……という使い方にも余裕で対応できる。これは確かに魅力的だ。

しかし、あくまで“パソコン用スピーカー”として、ノートパソコンの両脇や、キーボードの両脇に設置して聴き比べた場合、ぶっちゃけて言うと、個人的にはKS-33の音の方が好きだ。これはおそらく、KS-33がフルレンジスピーカーだから……だと思う。

KS-33は、下から上までの音をすべて1つのユニットで再生しているので、近くに設置しても、耳に入る音のバランスが自然で、まったく違和感はない。一方で、KS-55Hyperは設置位置が近すぎると、中低域よりも高域の方が多く耳に入る印象で、少しバランスが悪く聴こえる。

また、音場の感じ方も違う。KS-33とKS-55Hyper、どちらも広大な音場を描写してくれるのだが、KS-55Hyperを自分の近くに置きすぎると、聴いている自分が広がる音場の中に入り込みすぎて、音場の美味しい部分が自分の背中のあたりに展開しているように感じる。KS-33の場合は、キーボードの真横に設置しても、音場は自分の目の前に展開してくれる。

この問題は、KS-55Hyperの設置位置を工夫すれば解決できる。つまり、ノートパソコンやキーボードの真横ではなく、机のもっと奥の方へとKS-55Hyperを設置すれば、低音から高音までバランス良く耳に入り、音場も自分の前に広大に広がってくれる。

ただ、写真を見るとわかるように、KS-55HyperはKS-33よりも奥行きがある。つまり、机の奥に広いスペースがあれば良いのだが、置くスペースが限られている場合、そもそもKS-55Hyperを奥に設置する事ができない。そのような環境では、KS-55Hyperを無理に設置するより、KS-33を選んだ方が、体感するサウンドはハイクオリティになるだろう。

逆に、スピーカーをパソコンまわりだけでなく、テレビ用スピーカーとして活用したり、リビングに設置してBluetooth経由で音楽を流して、ゆったり距離をとって聴く……という使い方であれば、KS-55Hyperの方が間違いなく適している。

つまり、単純にどっちが上かという話しではなく、“聴く距離に合わせてどちらが適切か”が変化するのが、KS-55HyperとKS-33の関係と言える。

テレビと接続し、少し距離をとって聴くならKS-55Hyperの方が良い

音の良いPCスピーカーが欲しければ迷わずKS-33を選ぶべし

個人的にKS-33は、これまで聴いてきたパソコン用スピーカーの中で、最強のモデルだと感じている。前述の通り、キーボードやノートパソコンの横など、極めて耳に近い、ニアフィールドで聴いた時のバランスの良さ、中低域のクリアさ、音場の広さなどは、KS-11を凌駕するとともに、上位機のKS-55Hyperよりも優れていると感じる。

パソコン机が広くて、スペースがあり余っている……なんて人は、多くはないだろう。限られたスペースに設置し、そこで最高のサウンドを再生するという役割において、KS-33の省スペース性と高音質は、KSシリーズとして、かつてない完成度に到達している。「音の良いPCスピーカーが欲しければ迷わずKS-33を選ぶべし」と言っても良い。

KS-33

一方で、KS-33と同じ省スペース性を持ちつつ、ゆったりと響きの豊かなサウンドを聴かせてくれるKS-11も、PCスピーカーとしての実力は本物だ。比較相手が強いというだけで、これ単体で聴くのであれば、まったく不満は感じない。価格もKS-33より3万円ほど低価格なので、「とりあえずPCの音を良くしたい!」という人は、KS-11を選ぶと良いだろう。

ただ、ピュアオーディオの世界も楽しみたい! という人は、頑張って3万円の価格差を超えてKS-33を選んだ方が、結果的には幸せになれるだろう。KS-33の音は明らかに“ピュアオーディオ”のそれであり、オーディオ入門用スピーカーとしての風格を備えている。

KS-55Hyper

KS-55Hyperは、机のスペースに余裕のある人や、テレビまわり、リビングまわりなどにも設置したい人が選ぶとマッチする。パソコンの操作をしながら聴く……という使い方だけでなく、ゆったりと椅子にすわって、スピーカーから距離をとって、音楽や映画、ゲームなどをじっくり楽しみたいという人にはKS-55Hyperがオススメ。そう考えると、KS-55Hyperは“PC用スピーカー”というよりも“極限まで小さくしたピュアオーディオのアクティブ・ブックシェルフスピーカー”と考えた方が、正しいと思う。

姿は似ているが、実際に聴いてみると大きな違いがあったKSシリーズ。環境や目的にマッチする1台を選べるラインナップが完成した事を、歓迎したい。

(協力:クリプトン)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( これぞ最強PCスピーカー!? クリプトン「KS-33」。KSシリーズを一気に聴く - AV Watch )
https://ift.tt/bIiDgNs
科学&テクノロジー